KDDI、AIエージェントで障害原因特定 年内には復旧・保全もAIで対応へ
KDDIが、音声通話やデータ通信、au PAYなど一部サービスで発生した障害の原因特定にAIエージェントを活用すると発表した。障害が発生したサービスとシステムの相関、設備アラームの発生状況、メンテナンスの実施状況などを統合的に分析して原因を推定するもので、同日から運用する。
KDDIは2月19日、音声通話やデータ通信、au PAYなど一部サービスで発生した障害の原因特定にAIエージェントを活用すると発表した。障害が発生したサービスとシステムの相関、設備アラームの発生状況、メンテナンスの実施状況などを統合的に分析して原因を推定するもので、同日から運用する。
同社は、サービスのシステム構成に関する情報を構造化しまとめた「運用向けデジタルツイン」をサービスごとに構築している。障害を検知したエージェントはこの運用向けデジタルツインを分析。障害の起点になっている可能性が高いシステムを特定の上、アラームの発生状況なども参考に原因を推定し、運用担当者に提示する。複数のシステムに関わる複雑な障害にも対応できるという。
年内には、設備の切り離しといった復旧措置や、故障部位の交換時などに必要な保全作業を実行するエージェントも導入予定。今後は障害の原因特定から復旧措置までの完全自動化を目指す。
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