令和の風景を昭和に変える面妖な“チェキ“、「instax mini Evo Cinema」でメディアの変遷を追いかけた:荻窪圭のデジカメレビュープラス(9/10 ページ)
なんとも面妖で面白くてハマりそうなカメラが出たものである。「instax mini Evo Cinema」だ。シネマカメラなのにチェキ。どういうことか。
動画のシェアはクラウド経由で!
さて最後のお題は「動画をどう処理するか」だ。
これで動画を撮るのはすごく楽しい。
特に効果音をオンにして1960で動画を撮ると、あの頃のフィルムカメラ独特のフィルムがカカカカカカと回る音が聞こえてきてテンションが上がるのである。
フィルム面の傷がチラチラしたり、ノイズが出たり、同期がずれたりといった動画ならではのエフェクトが面白いのだ。
そうそう、動画撮影時は、動画時シャッター操作の設定を「長押しで撮影」にするのがおすすめ。
それこそ「フジカシングル8」的に撮れていい。
ちなみに、動画の撮影時感は最長で15秒と短いので、シャッターを押している間だけ撮影、とする方がテンションあがるのだ。連続撮影も最長で15秒だから気にならない。
さて、撮った動画をカメラの小さな画面で見たり、スマホに転送して観るのはいいとして、シェアしたいときはどうするのか。
チェキプリントするのである。
その発想が面白いよねえ。
動画をプリントするとき、四隅のどこかにQRコードを入れられる。
プリントにあるQRコードをスマホで読み込めば、その写真が動いているさまを見られるという寸法なのだ。
もちろん、instax mini Evo Cinemaから直接インターネットにップロードできないので、QRコード付プリントをカメラから行ったときは忘れずにそれをスマホに転送してアップロードすること。
スマホに転送してからプリントするときは(スマホからのプリントも可能なのだ)、アップロードも自動的にやってくれる。
つまり、動画を撮ってシェアするときはいったんチェキプリントする必要がある。
このカメラ、原則として、ジダイヤルを駆使してたくさん撮りまくって、これぞというのが撮れたらどんどんプリントしよう、というタイムスリップ型製品なのである。instaxなので当たり前なんだけど。
その辺が徹底してて面白い。
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