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令和の風景を昭和に変える面妖な“チェキ“、「instax mini Evo Cinema」でメディアの変遷を追いかけた:荻窪圭のデジカメレビュープラス(10/10 ページ)
なんとも面妖で面白くてハマりそうなカメラが出たものである。「instax mini Evo Cinema」だ。シネマカメラなのにチェキ。どういうことか。
なので、今回の動画作例はみなさまQRコードを読んでください……ってのも不親切なのでURLもつけておきます(閲覧期限あり)。
15秒と短いのがいいよね。
と、細かく書くとキリがないけど、めちゃ面白いカメラでありました。
そうそう、面白くて動画録りまくったりプリントしまくってるとけっこう早くバッテリーがなくなる。
でも、USB Type-C端子を使って給電しながら使うこともできるからモバイルバッテリーは必携かも。
メディアは内蔵メモリに加えてmicro SDカードが使える。
かくして、斬新でレトロな縦型ムービーカメラデザインで、しかも、1930年から2020年までの各時代のメディアの特徴を抑えた写真や動画を撮れ、動画はQRコードを使ってシェアできると極めてユニークで面白いカメラなのだった。
これで撮ればどんな最新のモダンな風景も昭和や平成になるというおそろしさ。
特にタイムスリップカメラとして使うときは、動画が楽しい。そのざらつきやノイズが何でもないシーンに当時の風合いを加えてくれる。
これ、あまりに楽しいのとチェキプリントすることが前提なので、フィルム代がめちゃかかるのが欠点かも。今回も大量に出してしまった。
よくこんなユニークなカメラを作ったな、でも富士フイルムだから作れたのだよなと思った次第。いつか、ジダイヤルがついたXシリーズのコンパクトデジカメでも出ないかなとひそかに思っております。
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