「Chromebookは継続」 Googleが10年間のアップデートを改めて約束 「Googlebook」発表を受け
米Googleは5月14日(現地時間)、Chromebookに対する継続的な取り組みと今後の展望を公開した。既存のChromebookに対し、今後10年間にわたる自動アップデートを継続して提供することを強調。あわせて、AI 機能を核とした次世代機「Googlebook」への移行を見据えつつ、組織における安定したデバイス運用を支える方針を示した。
米Googleは5月14日(現地時間)、「Chromebook」に対する継続的な取り組みと今後の展望を公式ブログで公開。15年以上にわたり学校や企業で活用されているChromebookは、今後も企業や学校などの組織にとって信頼できる長期的な投資対象であり続けるとし、今後10年間の自動アップデートを保証すると改めて案内した。
既存の管理体制も維持し、管理者は新たなライセンスを取得することなく、Google管理コンソールを通じて現在の端末を一括で管理可能。あわせて、サポート終了が近づいた既存のPCを無料でアップグレードできる「ChromeOS Flex」についても言及し、これを利用することで、古いハードウェアの寿命を延ばし、安全なクラウドベースの環境へ低コストで移行できる環境を整えられると説明した。
あわせて、前日のイベント「Android Show」で披露した新カテゴリー「Googlebook」についても触れた。Googlebookは同社のAI「Gemini」の利便性を核に据えたAI特化の次世代ノートPCであり、パーソナライズしたAI支援や強力なエージェント機能を提供。
Chromebookの今後のアップデートを担保しつつ、「時期が来たら、新しいシステムへの移行を支援するための複数の方法を用意する(Flexible adoption options: When the time comes, we’ll provide multiple pathways to transition over to the new experience.)」とも示しており、将来的には段階的な移行を可能にする構えだ。
具体的な移行の仕組みについて、YouTubeチャンネル「Chrome Unboxed」が公開したインタビューの中で、同社のジョン・マレティス副社長は「Googlebookへの移行が可能なプラットフォームのリストを今後公開する予定だ(we'll be publishing migratable platforms those platforms that we'll be able to migrate to Googlebook.)」と言及している。
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