Microsoft、事前共有なしのゼロデイ脆弱性公表を批判 バグハンターと対立
米Microsoftは5月27日、事前共有なしにゼロデイ脆弱性(修正前の弱点)を公表する行為について、公式ブログで批判した。同社は顧客保護のため24時間体制で対応中とし、「協調的脆弱性開示(CVD)」の重要性を改めて訴える。
米Microsoftは5月27日(現地時間)、同社製品のゼロデイ脆弱性を事前共有なく公表する行為について、非難の声明を発表した。Microsoft製品を巡ってはここ数カ月、「Chaotic Eclipse」または「Nightmare-Eclipse」を名乗る人物による脆弱性の公表が相次いで報じられている。
Microsoftは、Chaotic Eclipseが公表したという「RedSun」「UnDefend」「BlueHammer」「YellowKey」「GreenPlasma」「MiniPlasma」といった脆弱性について、開示前に事前の共有がなく、顧客を不必要なリスクにさらす可能性があったと批判。一連の行動は「協調的脆弱性開示」(CVD)の考えに反するとして、セキュリティコミュニティーに対し同社のポータルサイトを通した脆弱性報告を求めた。
協調的脆弱性開示(CVD)とは、研究者が発見した脆弱性をベンダーやベンダーへの報告が可能な政府機関・民間機関などに共有し、修正プログラムを用意したあと一般に公開する仕組みを指す。
同社は、脆弱性を悪用する犯罪者やその助長者への訴訟を継続し、必要に応じて各国の法執行機関と連携していく方針を示している。なお、米The Registerなどの報道によれば、Chaotic Eclipseは「骨を砕く」として、7月14日に何らかの行動を予告しているという。
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