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新たな高級コンパクト、LUMIX「L10」は画作り自在なスナップカメラだった 明るいズームやメカっぽい操作感も好感荻窪圭のデジカメレビュープラス(3/6 ページ)

パナソニックから「LUMIX25周年記念モデル」として、全く新しい高級コンパクトカメラが誕生した。四角いトラディショナルなボディを持つ「DC-L10」だ。

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 背面はこんな感じ。背面モニターはバリアングル式で3.0型。左上にはEVFも搭載している。ファインダーを覗いてしっかり撮影したい人にもよし。


背面から。画面には水準器とグリッドを表示している。ファインダー+バリアングルモニターという構成だ

 特徴的なのは、LUTボタンがあること。リアルタイムLUTに対応しているのだ。それは後で試してみる。

 ではSDカードを入れて撮影に出発。

 このカメラ、SDカードスロットの位置がちょっと面白いのだ。底面に付いてるのである。このクラスのカメラはバッテリーの横にスロットを持つタイプが多いのだが、L10はちょっと大きめのバッテリー(なんと、フルサイズ機の「DC-S5 Mark II」やマイクロフォーサーズの「DC-GH7」などパナソニックの各ミラーレス一眼と同じバッテリー)を採用しているため、SDカードスロットを隣接させるスペースがなかったのだろう。おかげでバッテリーの持ちは背面モニター使用時で約420枚とこのクラスのコンパクト機としてはけっこういい。


底面に独立したSDカードスロットがあるのは珍しいパターン。バッテリーはミラーレス一眼と共通なのでボディに対してちょっと大きめだ

リアルタイムLUTで画作りを楽しみたい


撮影中の図

 まずはざっくりといつものガスタンク。

 絞り優先AEでF4で撮影。広角端と望遠端で。

 広角時に四隅がちょっと甘くなるけど絞り込めば気にならないくらい。描写力や階調はさすが4/3型センサーってことで、1型センサーの高倍率機である同社のDC-TX3より描写力は上だ。当たり前ではあるのだけど。


広角端の24mm相当でいつものガスタンク。階調も発色もディテール描写もよし(24mm相当 1/2000秒 F4.0 ISO100)

望遠端。75mm相当だとここまで寄れる。24-75mmというのは非常に扱いやすいベーシックなズームレンジだ(75mm相当 1/2500秒 F4.0 ISO100)

 シャッターの感触はよし。ホールディングもしやすくてさすがハイエンド機という質感だ。

 もちろん手ブレ補正は搭載。センサーではなくレンズ側の手ブレ補正だ。


F5.6まで絞ったらいい感じの光条が出た。暗部がぎゅっと締まったいい感じの夜景(24mm相当 1/4秒 F5.6 ISO3200)

 シャッタースピードはメカシャッターだと1/2000秒までだが、電子シャッターを使えば最高で1/32000秒まで上げられる。

 電子シャッター時の歪みはかなり少ない方なので、よほどシビアな撮影以外は電子シャッターを積極的に使っても問題はないだろう。絞り開放で晴天下だと容易に電子シャッターの領域にはいっちゃうしね。


1/8000秒でモノレール。電子シャッターで撮影(24mm相当 1/8000秒 F1.7 ISO100)

 ちなみに、電子シャッター時は最高で秒30コマの超高速連写に対応。プリ連写も可能だ。

 連写しまくる系のカメラではないけど、その辺の最新機能はしっかり持ってるということで。

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