AWS Summit Japan 2026
Anthropicの営業はAIエージェントをこう使う! 日本法人メンバーが明かす手の内(1/2 ページ)
生成AIサービス「Claude」を手掛け、AIエージェントの分野で世間の注目を集める米Anthropic。ITエンジニアのみならず、非エンジニアまでもが同社のサービスで業務の改革を図り、日々その手法を模索している。
では、そんなAnthropicの社員自身はどのようにAIエージェントを業務に役立てているのか──AWSジャパンが6月25日から26日にかけて開催した「AWS Summit Japan 2026」(幕張メッセ)のAnthropicブースでは、日本法人で営業担当を務めるイブラギモブ・シャボズさんが「自身の業務で使うAIエージェント」をテーマに講演。エンジニアではない自身が、AIエージェントをどう活用しているか語った。
Anthropic営業が使う5つのAIエージェント
まず、シャボズさんの普段の業務を整理する。シャボズさんは普段、入ってきたリード(見込み客)の確認、チーム内への振り分け、初回のメール対応、その後のやりとり、商談後のフォローアップ、CRM(顧客関係管理)ツールの更新といった作業を毎日こなしている。
同氏は一連の作業を、5つのAIエージェントに分担させている。使っているのはClaudeの非エンジニア向けAIエージェント機能「Cowork」だ。指示をまとめた「Skills」をそれぞれ作成し、定期的に実行させることでエージェントを動かしている。具体的な分業は次の通りだ。
- エージェント1(リード振り分け):毎日午前9時に起動。入ってきたリードの件数と問い合わせの重要度を踏まえ、チームメンバーへ自動で振り分ける。
- エージェント2(初回対応):毎日午前10時に起動。自分が担当になっているリードをスキャンし、問い合わせ内容や会社名、相手の役職を把握。社内ドキュメントや公式サイトの情報を読み込んで初回メールを作成し、下書きとしてメールの下書きフォルダに入れる。
- エージェント3(返信ドラフト):平日の午前9時から午後5時の間、1時間に1回起動。メールボックスを確認し、返信が必要な連絡に対して社内外の公開情報を踏まえた返信文を作成する。
- エージェント4(商談フォロー):毎日午後5時に起動。カレンダーに紐づく商談の書き起こしを読み込み、内容と必要なタスクをまとめて社内チャットツールに通知。クライアントへのフォローメールの下書きも作成する。
- エージェント5(CRM同期):週2回起動。直近のメールや商談内容を読み込み、CRMに登録済みの情報と照らし合わせて、古くなっている情報があれば更新する。案件のステージ変更などもこのエージェントが担う。
各エージェントは作業を終えるたびに、自分が何をやったかをまとめて社内チャットツールに通知する仕組みになっており、シャボズさんが日々の動きを追えるようになっている。Gmail、Googleカレンダー、Google Docs、CRMといった各システムとは、AIエージェントとサービスをつなぐ「MCP」で接続している。
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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。
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