暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー:小寺信良のIT大作戦(5/5 ページ)
気温が40℃に近い日が当たり前になっている昨今の夏では、当然対策が求められる。そんな事態に大変参考になる展示会、「猛暑対策展」をみてきた。
バケツ+サーキュレーター+噴霧機
昭和商会が展開するのは、Mist Work Fanシリーズ。これはバケツとサーキュレーターと噴霧機が一体になっている商品で、バケツ内の水を吸い上げ、風に乗せてミストを周囲にまき散らす。噴霧されたミストはすぐ気化するので、その際に気化熱を奪い、冷えるというわけだ。
バッテリーで動作するので、電源コードも不要。屋外でのイベントや、学校の授業、部活動などでは便利だろう。水はバケツ内だけでなく、水道にホース直結でも使える。
ただしバッテリーはマキタ互換ではなく専用バッテリーなので、汎用性はない。運搬時は、ファン部分を上下ひっくり返してバケツの中に収納するので、バケツのサイズになる。
やってることはシンプルだが、屋外で多くの人にメリットがある方式だ。価格は概ね5万円程度ということだった。自治会やPTA、子ども会などの予算でも買える程度なので、お祭りや運動会用の備品としても導入しやすい。子どもはこういうのは大喜びするヤツである。
稼働時間は最短で3時間半、最長で9時間半。ミストの噴霧距離は約6mとなっている。
今回初めて猛暑対策展を拝見して感じたのは、暑くても人間の活動は止められないということだ。日中の数時間、作業や生産がストップしてしまうのでは、社会が麻痺してしまう。
暑くて大変だということは誰しもが理解しており、その解決へ向けてどんどん新商品が開発され、資金投入も始まっている。転んでもただでは起き上がらないという、日本人のエネルギーが凝縮されているような展示だった。
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