第15回 多品種少ロットの時代に合った外注管理システムをファイルメーカーProで構築ファイルメーカーPro ユーザーの現場を探る(2/3 ページ)

» 2005年03月18日 00時00分 公開
[松尾公也,ITmedia]

多品種少ロットを実現する

 これがメインメニュー。プレス発注書、アッセンブル仕様書、管理・送料入力、納品カレンダー、顧客情報、業者情報といった画面にジャンプできるメニューとなっています

 受注書の画面。大きな発注業務としては、プレスと印刷物、その他の製造物、アセンブル(業者からあがったものをセットして商品化する)の3つの発注管理があります。印刷物の発注のページ、プレスの発注のページ、アッセンブルのページがあり、それぞれ発注書の書式が異なっています

 CDプレスの発注書

 印刷物の発注書

 請求書画面。請求項目が細かく出せるようになっています。お客さんによっては、「内容をわけて請求してくれ、これだけは先に払う」というケースもあります。請求書の内容も細分化が可能です

 アッセンブル仕様書。発注内容から品名、すべての発注業務までを記載します

 ロジスティック(出荷)の画面。出荷依頼は通常、FAXで来ます。メーカーを選ぶと、管理している商品がリストで出てきて、現在の残数、倉庫の保管場所が表示されます。さらに、数量を入れると、出荷依頼先、納品社まで出てくる仕組みになっています

 出荷依頼伝票を作ると、倉庫に出荷依頼書が作成されます。このシステムができるまでは、お客様からきた伝票を、そのままスルーで流していたのですが、これで出荷確認もできるようになっています

 商品管理の画面。現在、未完成のものも含め、約3000の商品を管理しており、それぞれがどの倉庫に、どれだけの数量があるかを把握できます

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