フルモデルチェンジでより薄く、よりコンパクトに――サイバーショットU DSC-U40（3/3 ページ）

カシオのEXILIMとともに超小型常時携帯デジカメという新ジャンルを創出したソニーのサイバーショットUシリーズの後継機が登場した。フルモデルチェンジでより薄く、よりコンパクトになり、「ビジュアルブックマーク」カメラとしての定番的なよさが出てきた。

[荻窪圭，ITmedia]

サイバーショットU DSC-U40：作例

　このページの画像はWeb掲載用に加工してあります。サムネールをクリックすると、手を加えていないオリジナルの画像を表示できます。

浅草の浅草寺にて撮影。輝度差がけっこうある構図だが、階調は滑らかで色のバランスもよい。もう少し記憶色重視の味付けをしてもよいと思うくらいだ。ISO100、1/500秒、F4.5

日陰なので青っぽくなりがちだが、ホワイトバランスはきちんと補正され、さわやかな絵になっている。ピントもよい感じだ。ISO100、1/160秒、F4

浅草の老舗すき焼き屋で、すき焼き鍋を撮影。室内で明るくはないが、ISO100のまま1/10秒までシャッタースピードが落ちている。手ぶれには気をつけたい。シームレスでこの距離まで近寄れるのは、使っていて気軽

浅草の仲見世の店頭にて。どの色もまんべんなく鮮やかに、しかし派手すぎず写っているのが分かる。やや赤が強めに出ているか。ISO100、1/40秒、F2.8

浅草寺の天井画を撮影。かなり暗い場所なので、ISO320で1/8秒となった。おそらくこれがめいっぱいの増感だろう。ノイズはあるものの、最近の下手な300万画素や400万画素デジカメよりも少なめで、あまり目立たないのは立派と言えよう