検索
ニュース

モーター回転台なしで、QuickTime VRオブジェクトムービーを簡単に撮る方法

QuickTime VR関連製品の最大手、Kaidanがオブジェクトムービー作成のための「アプリケーション」をMacworld San Franciscoで発表した。テーブルを手で回転させても適切に補完してくれる、スグレモノだ。(IDG)

PC用表示
Share
Tweet
LINE
Hatena
IDG

 もし、あなたの家に中華用回転卓かテレビ回転台があるなら、後はKaidanPiXiMationがあれば、3Dの回転オブジェクトムービーを作ることができる。このPiXiMationは、Macworld Conference & Expoで発表されたアプリケーション。PiXiMationは、オブジェクトを手で動かしても適切な間隔で画像フレームを切り出してくれる。以前はオブジェクトムービー作成のためには、特殊なモーター組み込み型ターンテーブルを使う必要があった。

 PiXiMationはさまざまなソースからビデオを取り込むことができる。Apple ComputerのiSight、Orange MicroのiBotをはじめとするMac用ウェブカムやFireWireインタフェースを搭載したDVカメラをソースにし、QuickTime VRムービーやアニメーションGIFにしたり、他のソフトウェアにエクスポートしたりすることができる。

 Kaidanのジム・アンダース社長は、「当社は何年にもわたってオブジェクトムービーのソリューションを提供してきたが、高価な機器が必須というのがボトルネックとなっていた。この製品により、コレクションを手軽にQuickTime VRやインタラクティブなオブジェクティブムービーにしたい、eBayのオークションアイテム、製品などを撮影したいという人たちの負担を軽減できると考えている」と述べた。

 PiXiMationは2月に出荷開始される。トライアル版はKaidanのウェブサイトからダウンロード可能で、フルバージョンの価格は99.95ドル。

Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る