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ウェブブラウザで自宅のiTunesライブラリにアクセスできるTunesAtWork

iTunesのRendezvous共有にはサブネット制限がかけられたが、TunesAtWorkを使えば、自宅のiTunesライブラリにアクセスし、音楽を聞くことができる。(IDG)

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IDG

 iTunesの音楽コレクションを仕事中に聞きたいときにはどうすればいい? TunesAtWorkという専用のウェブサーバを使えば、iTunesライブラリをウェブを通して聞くことができる。

 Apple ComputerのiTunes 4には、音楽をRendezvousネットワークを通して共有する機能がある。Rendezvousは設定なしでネットワークを構築する技術である。iTunes 4の最初のリリースではインターネットを通して他のライブラリにアクセスすることができたが、iTunes 4.1からは制限がかけられ、ローカルサブネットでしか利用できなくなった。

 TunesAtWorkを自宅のMacで動かすと、iTunesときわめて似たウェブブラウザの画面で自宅の音楽コレクションを操作することができる。プレイリスト、アーティスト、ジャンル、アルバムなどをブラウズし、特定の曲を聞くことができる。

 TunesAtWorkでは、iTunesデータベースの場所とiTunes Musicフォルダの場所を教え、オーディオストリームに使うポート番号を指定する。ステータスダイアログには、Macの情報、サーバの状態などが表示される。自宅のMacのIPアドレスとポート番号を指定すると、iTunesライブラリを見ることが可能となる。この技術を悪用する可能性はTunesAtWorksの開発者も認識しており、このソフトウェアでアクセスできるリモートコンピュータの数は4台に制限されている。

 このソフトウェアは無償で、現在はパブリックベータ版として公開されている。Mac OS XとiTunesが必須だが、Windows互換のバージョンも開発に取り組んでいるという。高速インターネット接続とJava 1.4も必要だ。

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