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きょうはLeadtek「WinFast A350XT TDH」のコストパフォーマンスに驚愕した(2/2 ページ)

何を隠そう妻子ローン持ちの記者にとって、PCパーツ購入資金の調達は至難の技。それなのにビデオカードの世代交代はあまりにも早すぎる。そんなユーザーにとってGeForce FX 5900 XTは実にありがたいGPUであるようだ。

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3DMark03 GT1

3DMark03 GT2-4

3DMark2001 SencondEdition Build330 Score

3DMark2001 SecondEdition Build330 Game

AquaMark03

 結果はご覧のように、ほかのミドルレンジビデオカードを完全に引き離すほど好成績となっている。GeForce FX 5700 UltraとRADEON 9600 XTの微妙な差でもあったDirect X 8とDirect X 9における優位性の違いも、GeForce FX 5900 XTには関係ない。どちらのテストでも圧倒的な結果を残している。

 たしかに1世代前の「型落ち品」で、かつクロックを低く抑えた「廉価版」という見方もできなくはない。しかし、サポートしている機能は最新GPUと同じでパフォーマンスは圧倒的に優勢。これで価格が2万7000円台なのである。

 同じLeadtekのGeForce 5900 Ultra搭載ビデオカードA350TDH MyVIVOが約3万5000円、一般的なGeForce FX 5700 Ultra搭載ビデオカードのリテールパッケージの価格は、現在2万3000〜2万4000円というのが相場となっている。このことを考えると、GeForce FX 5900 XT搭載ビデオカードのコストパフォーマンスは良好であると考えていいだろう。

 アキバのパーツショップでは、RADEON 9600 XTの影に隠れて、今のところあまり目立った動きを見せていない。しかし、「財布を家族に握られて予算が自由に使えない」という記者のような自作PCユーザーにとって、A350XT TDHは「安いのに高性能、さらに末永くお付き合いできそう」といった、久々のお買い得ビデオカードではないだろうか。

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