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シャープ、16:9高精細映像を撮影できるDVカメラ

明るいところでも視認性の高い「システム液晶」搭載機の新製品。垂直解像度340本のワイドTV用映像が撮影可能になった。

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 シャープは1月20日、DVカメラ「ViewCam Z」シリーズの新機種を発表した。ワイドTV用の高精細画像が撮影できるモデルもラインアップする。

 オープン価格で、実売予想価格は、133万画素CCDを搭載した「VL-Z900」(2月15日発売)が10万円前後、68万画素CCDを採用した「VL-Z300」(3月15日発売)が7万円前後。それぞれ10倍ズームレンズを搭載する。

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VL-Z900

 Z900は、CCDから16:9サイズの画像を切り出す新機構を採用した「ワイドモード」を備え、ワイドTV用の高精細な映像を記録できる。ワイド撮影時の垂直解像度は、4:3サイズの映像の上下をマスキングしていた従来モデルよりも50本増えて340本になった。

 画面の暗い部分を明るく補正したり、肌色をより美しく表現する「ファインピクチャーモード」も備えた。夜間でも被写体を明るく照らす外付けライト「スプレッドLED」が付属する。

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VL-Z300

 両モデルとも「ラク撮りグリップ機構」を採用した。デッキ部とカメラ部、液晶ディスプレイがそれぞれ回転するため、様々なアングルが自然な姿勢で撮影できる。回転角度は従来機種の225度から240度に拡大した。

 液晶ディスプレイはCGシリコン技術を採用した「システム液晶」で、2.5インチ21万5000画素の高精細表示が可能。日差しの強い屋外でも視認性が高いという。

 液晶ディスプレイON時のバッテリー駆動時間はZ900が約120分、Z300が約125分。

 それぞれ、IEEE 1394端子、S映像入力端子を備える。Z900のみUSB端子と、静止画記録用のSDメモリーカードスロットを装備した。サイズはZ900が73(幅)×86(高さ)×103(奥行き)ミリ、重さ約575グラム、Z300が73(幅)×82(高さ)×101(奥行き)ミリで、重さは約540グラム。

 本体カラーはZ900が「ノーブルチタン」「リフレックスシルバー」「パールホワイト」の3色、Z300が「モーブピンク」「モーブブルー」「リフレックスシルバー」「パールホワイト」の4色をラインアップした。

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