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日本サムスン、ソフトウェアで画面調整可能な17インチ液晶ディスプレイなど5機種を発表

日本サムスンは1月20日、昨年完成した本社で発表会を行い、電源以外のボタンを省き、ソフトウェアで画面を調整できる17インチ液晶ディスプレイ「SyncMaster173P」など5機種を発表した。

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ボタンレスのデザインとなったSyncMaster173P/193P

 日本サムスンが1月20日に発表したのは、ボタンレスのデザインを採用した「SyncMaster173P/193P」と、強化ガラス製の液晶保護フィルターがはめ込まれた「SyncMaster173VT-G」、主に法人向けとなる大画面液晶ディスプレイ「SyncMaster323T/243T」の5機種。

 SyncMaster173P/193Pは、ポートレートディスプレイのソフトウェア「MagicTune」をインストールすることにより、ソフトウェアでディスプレイをセッティングできるのが特徴だ。キーボードやマウスを使って、輝度やコントラストの調整、カラーキャリブレーションといった操作を実行することになる。このため、ディスプレイには電源ボタンしか配置されていない。


SyncMaster173P

SyncMaster193P

 173P、193Pともに同社独自のPVA方式を採用。水平/垂直の視野角を178度確保しているほか、173Pは270cd/m2でコントラスト比700:1、193Pは250cd/m2でコントラスト比800:1というスペックとなっている。

 また、デュアルヒンジ採用エルゴノミクススタンドにより、使用環境に応じて角度を変化できるほか、ピポット機能を搭載するので、添付のソフトウェアを使用すれば、縦90度の回転表示ができる。

 173Pはサムスンダイレクトでの販売となり、価格は6万9800円で1月20日より出荷開始。193Pは量販店経由での販売で、オープンプライス(店頭予想価格は9万9800円程度)。こちらは2月下旬からの販売となる。

 主な仕様は以下の通り。

製品名SyncMaster
型番173P193P
画面サイズ17インチ19インチ
解像度1280×1024ピクセル
コントラスト比700:1800:1
視野角(水平/垂直)178/178
最大表示色約1677万色
輝度270cd/m2250cd/m2
入力端子ミニD-Sub15ピン、DVI/D
サイズ(幅×奥行き×高さ)382×395.2×236.2(スタンド使用時)423×412.7×236.2(スタンド使用時)
重さ6キロ7.1キロ

液晶保護フィルタを標準で装備するSyncMaster173VT-G

 SyncMaster173VT-Gは、同社の製品で初めて液晶保護フィルタを標準で装備したディスプレイ。強化ガラス製のフィルターにはARコート処理が施され、蛍光灯などの写り込みを低減できる。


SyncMaster173VT-G

 また、使用環境に合わせて「テキストモード」「インターネットモード」「エンターテインメントモード」の3種類から適切なプリセットを選択し、設定できる「MagicBright」機能を持つ。

 173VT-Gは量販店を主な販売チャネルとし、オープンプライス(店頭予想価格5万9800円程度)。主な仕様は以下の通り。

製品名 SyncMaster
型番 173VT-G
画面サイズ 17インチ
解像度 1280×1024ピクセル
コントラスト比 450:1
視野角(水平/垂直) 150/135
最大表示色 約1619万色
輝度 270cd/m2
入力端子 ミニD-Sub15ピン
サイズ(幅×奥行き×高さ) 384.6×392.8×201(スタンドあり)
重さ 6.2キロ

32インチと24インチの大画面液晶ディスプレイとなるSyncMaster323T/243T

 SyncMaster323T/243Tは業務用を意識した大画面液晶ディスプレイ。SyncMaster323TはWXGA(1280×768ピクセル)、243TはWUXGA(1920×1200ピクセル)の解像度を持つ。

 BNCコネクタを使用して複数台のディスプレイを接続し、RS232Cコネクタと、同梱のMDC(Multi Display Control)ソフトウェアにより、マルチディスプレイ環境を実現できる。


SyncMaster323T

SyncMaster243T

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