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軽量で気軽に持ち運びできる大画面Let'snote登場――Let'snote LIGHT Y2(1/3 ページ)

Let'snote LIGHTシリーズに新しく「Y2シリーズ」が加わった。14.1インチSXGA+表示という大画面液晶ディスプレイに加えて、光学ドライブを搭載するにもかかわらず、約1.5キロと軽量だ。バッテリー駆動も約7.5時間可能なため、Let'snoteのイメージにふさわしいモバイルノートPCとして、十分持ち運んで利用できるマシンに仕上がっている。

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 Let'snote LIGHTシリーズは、様々な仕様の「世界最軽量」マシンを投入してきた。

 10.4インチ液晶搭載のコンパクトサブノートで初めて1キロを切る重量を実現した「Let'snote LIGHT R1シリーズ」に始まり、12.1インチ液晶搭載で重量1キロを切る「Let'snote LIGHT T1シリーズ」、そして12.1インチ液晶搭載で光学式ドライブを内蔵する2スピンドルマシンにもかかわらず、重量1.3キロを切る「Let'snote LIGHT W2シリーズ」など、登場時には、同様のコンセプトのマシンの中で全て「世界最軽量」を実現していた。

 そして今回、また新たな「世界最軽量」マシンが登場することになった。それが、14.1インチ液晶を搭載するA4サイズの2スピンドルノートで、1.5キロを切る重量を実現した「Let'snote LIGHT Y2シリーズ」(以下、CF-Y2)だ。


14.1インチ液晶を搭載するA4サイズの2スピンドルノートで、1.5キロを切る重量を実現した「Let'snote LIGHT Y2シリーズ」

 14.1インチの液晶ディスプレイを搭載する一般的なA4サイズの2スピンドルノートでは、ほとんどの製品が2キロ以上の重量となっており、モバイルマシンとして利用するにはやや重すぎるという印象がある。

 しかしCF-Y2では、14.1インチの液晶ディスプレイを搭載し、さらに光学式ドライブを内蔵しながら1.5キロ未満という、非常に軽量なノートPCとなっている。

 12.1インチ液晶搭載のB5ファイルサイズ1スピンドルマシンの中には、1.6キロ前後の重量がある製品も存在していることを考えると、CF-Y2の重量がいかに軽量かがお分かりいただけるだろう。

主なノートPCの重量

製品名 重さ
LaVie M LM500/8D 約2.1キロ(標準バッテリーパック含む)
FMV-BIBLO MG50G 約1.59キロ
PCG-V505G/B 約1.99キロ(バッテリーパック(S)装着時)
ThinkPad X40 2371-4WJ 1.24キロ

 CF-Y2には、これまでのLet'snote LIGHTシリーズで培われた軽量化技術や強度向上技術がふんだんに盛り込まれている。

 ボディ素材はマグネシウム合金で、本体底部とサイドカバー部分の厚さは0.6ミリと、R2やT2シリーズの0.55ミリに比べると若干厚くはなっているものの、それでも十分に薄い。

 また、その薄さに加えて十分な強度を確保するため、内面にはディンプル構造、そして液晶パネル面外側ではダブルボンネット構造などが採用されている。これらの軽量化・強度向上技術によって、14.1インチ液晶を搭載しながら、モバイルマシンとして利用できる十分な軽さを実現しているのである(関連記事参照)。


液晶パネル面外側ではダブルボンネット構造を採用

 ちなみに、ボディサイズは幅309×奥行き143×高さ33/46ミリ(高さは前部/後部)となっている。厚さがやや気になるものの、重量がその部分を補ってあまりある。

SVGA+の高解像度で表示情報量が増大。Pentium M/1.2GHz搭載で基本性能も申し分ない

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