ペガシスは2月3日、MPEGエンコーダーの次期製品「TMPGEnc 3.0 XPress」で、SSE3を正式サポートすると発表した。今春に発売する予定。
SSE3(ストリーミングSIMD拡張命令3)は、Intelの新プロセッサ「Prescott」に搭載されたマルチメディア拡張セットの最新版。次期TMPGEncでは、SSE3のうちメモリアクセスを強化する命令を利用し、MPEG-1/2エンコーダーを中心に最適化した。特に動き検索の高速化に大きな効果を発揮するという。
同社でベンチマークテストを行ったところ、PrescottコアのPentium 4/3E GHzが、NorthwoodコアのPentium 4/3.2GHzに勝る処理速度を発揮したという。
既に2003年末にベータ版の配布を始めている。
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Prescottはリビングルームへの進出を目指し、マルチメディア対応を強化。春に登場するチップセット「Grantsdale」と合わせて、PCI ExpressやSerial ATAなどの高速バス規格の普及を促進するだろう。
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