デジカメユーザー御用達――高速画像閲覧・管理「ACDSee 6.0」
ACD Systemが、高速処理に定評があるデジタル画像閲覧・管理ソフトの新バージョン「ACDSee6.0」「同PowerPack」を発表した。
カナダのACD Systemは2月17日、デジタル画像閲覧・管理ソフト「ACDSee6.0」「同PowerPack」を4月9日から発売すると発表した。国内では、日本ポラデジタルが販売を行う。
ACDSeeは、高速な画像処理に定評があるデジタル画像閲覧・管理ソフト。画像、オーディオ、ムービーなど50種類以上のマルチメディアフォーマットに対応し、簡易画像修正機能、スライドショー、壁紙作成機能を搭載する。
前バージョンのACDSee 5.0からの大きな変更点では、インタフェースのカスタマイズ機能がある。6.0になってスクリーンやメニューが大幅に変更されたが、サムネイルブラウザの色変更やツールバーのカスタマイズが可能になったほか、各ウインドウをフロートさせたり、好みの場所に移動/固定することができるようになった。
画像管理機能も強化。重要度に応じた画像管理や並べ替えが可能になったほか、異なるフォルダ内ファイルの保管(バスケット機能)/サムネイルブラウザ一括閲覧/複合的な検索結果をまとめてウインドウ表示/プロパティでの並び替えなどが行える。
また、画像の上をマウスポインタで移動させ、その部分の詳細を確認できる「虫めがね」機能を新たに装備したほか、画像プレビューで写真を素早く表示しながらの編集やフィルタを使ったシャープネス/ソフトフォーカス/画像ノイズの除去ができるなど、画像加工機能が向上している。
そのほか、PC上の画像をネット経由で簡単に携帯電話に送信できるなど通信機能の充実や、低解像度画像の画質を向上させてプリントするといった印刷機能の強化などが図られている。
「ACDSee 6.0 PowerPack」
「ACDSee 6.0 PowerPack」は、ACDSee 6.0に、画像ファイル変換ソフト「Real Optimizer」、一連の作業を自動化するソフト「Robo Enhancer」、画像編集ソフト「ACD FotoCanvas 3.0」、画像ビューアソフト「ACD PicaView 2.0」の計5ソフトをセットにしたオールインワンパッケージだ。
これまでACDSeeはピーアンドエーが国内代理店を行ってきたが、本日2月17日をもって代理店契約が終了。これまでピーアンドエーが行ってきたACDSeeシリーズの製品販売やユーザーサポート業務は、日本ポラデジタルに移管される。
製品の価格は以下の通り。
製品名 | パッケージ版価格 | ダウンロード版価格 |
---|---|---|
ACDSee 6.0 | 6800円 | 5800円 |
ACDSee 6.0アカデミック版 | 4800円 | ― |
ACDSee 6.0 PowerPack | 1万2800円 | 1万800円 |
ACDSee 6.0 PowerPackアカデミック版 | 8800円 | ― |
動作環境は、OSがWindows 98/Me/NT4.0/2000/XPで、Pentium以上/メモリ64Mバイト以上/HDD40Mバイト以上(PowerPackは60Mバイト以上)。
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