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テレビ用液晶パネル市場、2008年には10倍の規模に

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 調査会社米iSuppli/Stanford Resourcesが発表した予測によると、テレビ向けの大型液晶パネル(10インチ以上)の出荷は2008年に約4000万枚に達し、2003年の440万枚から10倍近く増大する見通しだ。今年の出荷は960万枚に達すると見込んでいる。

 テレビ用液晶パネル市場の堅調な成長はサプライヤーが牽引しているとiSuppli/Stanford Resourcesは指摘。製造施設に集中的な投資を行ったことで製造能力が増大、液晶とテレビの価格が下がって消費者にとっての魅力が増したとしている。

 現在のところ、プラズマテレビと比べて液晶テレビはコストが高くついているが、第7世代の工場が完全な量産態勢に入れば液晶パネルのサプライヤーは40インチパネルを効率的に製造できるようになり、40インチ液晶テレビのコストは、42インチのプラズマテレビに対抗できるところまで下がるだろうとiSuppli/Stanford Resourcesは予測している。

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