ニュース
NVIDIA、ワークステーション向けGPU「Quadro FX 4000」発表
NVIDIAは4月23日、ワークステーション向けGPU「Quadro FX 4000」を発表、OEM・アドイングラフィックスカードメーカーより、5月に販売予定となっている。
NVIDIAは4月23日、従来モデルと比べ、ジオメトリ性能・フィルレートで2倍、ピクセルリードバックで5倍の性能を実現するワークステーション向けGPU「Quadro FX 4000」を発表、HPなどのOEMメーカー、リードテック、エルザジャパンなどのアドイングラフィックスカードメーカーより、5月に製品出荷を開始する。
Quadro FX 4000は、
- フルシーン対応の回転グリッド・アンチエイリアシングにより3Dモデルにおけるライン・エッジなどの品質が大幅に向上
- 拡張された32ビット浮動小数点機能をシェーディング・フィルタリング・テクスチャリング・ブレンディングに取り入れることで、モーションブラー(物体の移動による、一方向への動きのブレの表現)や爆発効果などの処理時における画質向上を実現
- 256ビットGDDR3の採用、32Gバイト/秒のメモリ帯域幅を実現
- デュアルリンクDVI-I端子を2つ搭載、最大3840×2400ピクセルの高解像度表示に対応
などの特徴が挙げられる。Quadro従来モデルとの違いは以下の通り。
製品名 | Quadro FX 4000 | Quadro FX 3000G | Quadro FX 3000 | Quadro FX 1100 | Quadro FX 700 |
---|---|---|---|---|---|
メモリ容量と種別 | 256Mバイト DDR | 128Mバイト DDR | |||
ビット幅 | 256ビット | 128ビット | 256ビット | ||
メモリ帯域幅 | 32.0Gバイト/秒 | 27.2Gバイト/秒 | 27.2Gバイト/秒 | 10.4Gバイト/秒 | 17.6Gバイト/秒 |
ディスプレイインタフェース | DVI-I×2、Stereo | DVI-I、VGA | |||
デュアルリンク DVI | ○ (2) | ○ (1) | × | × | |
ポリゴン描画性能 | 133 Million/秒 | 100 Million/秒 | 100 Million/秒 | 100 Million/秒 | 69 Million/秒 |
テクセルレート | 4.5 Billion/秒 | 3.2 Billion/秒 | 3.2 Billion/秒 | 3.4 Billion/秒 | 2.2 Billion/秒 |
関連記事
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.