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407万画素CCDを搭載して1万9800円――イオン「D'zign DZ-438」(3/3 ページ)

イオンから発売された「D'zign DZ-438」は、有効画素数407万画素の1/2.5インチCCDを搭載しながら1万9800円という、エヌエイチジェイ製の低価格デジカメである。低価格なカメラは画質が犠牲になることが多いのだが、その点を中心にチェックしてみよう。

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※このページの画像はWeb掲載用に加工してあります。リンクをクリックすると、手を加えていないオリジナルの画像を表示できます。

 画質はややコントラストが高めで、暗い部分が潰れやすく明るい部分は飛びやすい。発色は気になるほどのクセはなく、ホワイトバランスもたいていの場面は自動で撮影できた。ただし、レンズの性能がCCDの性能に追いついていないようだ。画面の中心部それほど悪くないが、周辺部の画像が流れている。

 また、個体差だと思われるが、テスト機は特に画面右側の一部が大きくブレたように撮影されてしまった。1/2.5インチの400万画素CCDではレンズ部にかなりの線密度と製造精度が要求されるため、この価格帯では仕方ないのかもしれないが、もう少し改善してほしい。


400万画素のCCDを搭載するだけあって、細かなワイヤーなども確認できる。中央右側がピントがあっていないように写っている。テスト機の特性と思われるが、レンズ精度かレンズの組み込み精度の問題だろう

「マトリクス」という測光モード。いわゆるマルチ測光と思われる。初期設定モードで通常はこの設定でよい

スポット測光で撮影。当然だが中央が黒いので中央のみ適正露出で、全体としては飛び気味となる

中央重点測光で撮影。もう少し明るくなると予想していたが、マトリクスと同じ露出で撮影された。どの程度の範囲を測光しているのかは不明だが、かなり大きめに測光しているようだ
  • 動画撮影

320×240ピクセルのMPEG-4形式で撮影できる。ズームは撮影中/撮影前とも操作できない。ただ、ほぼメモリいっぱいまで動画撮影できるようだ(オリジナル画像はこちら
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