キーボードレスの世界最小最軽量Windows XPマシン──ソニー VAIO type U(2/3 ページ)
ソニーのVAIO type U VGN-U50(以下、VAIO type U)は、ほぼA6サイズで、重さ550グラムを実現した超小型PCだ。Windows XPを搭載したPCとしては、現時点で世界最小最軽量を誇る。VAIO type Uは、2003年5月に登場したバイオU(PCG-U101)の後継だが、キーボードが本体からなくなるなど、まったく新しいマシンに生まれ変わっている。
折りたたみ式キーボードとポートリプリケーターが付属
VAIO type Uは、本体にキーボードを搭載していないものの、その代わりに折りたたみ式キーボードユニットが付属している。このキーボードのキーピッチは約17ミリで、キーストロークは約2ミリ。折りたたむと、本体と同じサイズになるので持ち運びも楽だ。
気になるキータッチもしっかりしており、キー配列も標準的なので入力もしやすい。また、折りたたみ式キーボードには、スティックポイントが付いているので、ポインティング操作もキーボードユニットだけで対応できる。
本体搭載のインタフェースとしては、USB 2.0とCFカードスロット、メモリースティックスロットが用意されている。このほか、ポートリプリケーターも付属しており、USB 2.0×4とIEEE 1394(4ピン)、外部ディスプレイ出力、LANが用意されているだけでなく、ここに本体を立てかけるスタンドにもなる。
なお、ポートリプリケーターを接続しなくても、有線LAN(100BASE-TX)や外部ディスプレイ出力が利用できるようになる「ディスプレイ/LANアダプター」も標準で付属している。
このほか、通信機能として、IEEE 802.11b/g対応無線LAN機能を内蔵しており、無線LAN機能をオンオフするためのスイッチも用意されている。
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