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きょうはnForce3 250Gbを搭載した「K8N Neo Platinum Edition」の初期設定に恐れ入った(2/2 ページ)

なにやら「うごめいて」いるAthlon 64事情だが、店頭ではようやく対応チップセットの最高峰「nForce3 250Gb」搭載製品が姿を見せつつある。今回はそのベストパフォーマンスマザーで遊んでみた。

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Sandra2004「CPU Arithmetic Benchmark」


Sandra2004「CPU Multi-Media Benchmark」


Sandra 2004「MemoryBandwidth」「Cache&Memory Benchmark」


PCMark04 Score

 ベンチマークの結果もすこぶる良好。ほとんどすべてのテストで、GA-K8NSNXPよりも高い数値を記録している。SYSmark2004 Ratingで174ポイントと4ポイントのリード。InternetContentCreation、Office Productivityともにいい成績となっている。

 ただし、この原因は、K8N Neo PEのデフォルト設定における動作クロックが、GA-K8NSNXPよりも10MHzほど高めとなっていることと無関係とはいえないだろう。本来200MHzであるべきシステムクロックが、デフォルト設定で201MHzとなっており、CPUは2210.9MHzで動作していたことになっていたのだ。

 このくらいのオーバークロックはシステムに影響を与えるものとはいえないので、安定性などに問題はない。ただし、ベンチマークテストのスコアは有利に出てしまうため、製品間の比較データとしては多少割り引く必要はあるだろう。


3DMark03 Build340


3DMark2001 SecondEdition Build330


WinBench99 Ver2.0「DiskWinMarks」


NetPerf-2.1

 Sandraや3DMark2001、3DMark03などのベンチでも良好なスコアをマークしており、パーツの性能を十分に引き出せるマザーボードということができるだろう。ただし、ネットワークに関してはあまりよい成績とはいえなかった。比較対象があまり速くないと定評のあるMARVELL 88E8001であるにも関わらず、スコア的には完敗となった。

 K8N Neo PEのLANコントローラは、まったくの新人ともいえるnForce3 250Gbであるため、この先BIOSやドライバの更新で、パフォーマンスアップする可能性は十分にあるだろう。とくに、送り側の速度の安定性が悪いので、この部分はぜひとも改良していただきたいところである。

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