検索
ニュース

そうか、あの「ひもつき君」となら――リモコン付きファンコンの使い道に悩んだ、きょうのアキバ週末アキバPick UP!

アキバ各ショップに入荷された、発売ほやほやの新製品をITmediaアキバ取材班が調査、注目商品をピックアップしていく「週末アキバPick UP!」。今週のキーワードは「リモコン付きファンコン」「RADEON X600XT」「ナゾの新HDD」「光るUSBケーブル」「Intel 925X/915G/Pのよからぬうわさ」だ!

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena

これをリモコンで操作しなくても……リモコン付きファンコン登場

 今週、Thermaltake「XTunner A2203」という製品がアキバ各ショップに入荷されていた。価格は3000円弱で、入荷したショップは3〜10個在庫しているという。

photo
Thermaltake「XTunner A2203」。リモコンのボタンは「+」と「-」の2種類のみ

 XTunner A2203は5インチベイに装着するファンコントローラーで、ファン回転数調整を付属のリモコンで行えるというのが特徴の製品だ。メーカー公表値によると、通信距離は最大12メートル(障害物のない環境)。隣の部屋や布団の中から“扇風機”を操作するかのようにファン回転数を調節できる。

 たとえば、電源スイッチを延長できる「“ひもつき君”E-PC-S1」のレビューでは、デスク脇では騒音が気になるような、やかましいPCを棚の上に上げた(2004年6月25日の記事参照)が、そんな時にでもリモコンでファン回転速度を調節できるわけだ。

製品Thermaltake「XTunner A2203
入荷ショップ
OVERTOP1号店 2980円
ワンネス 2780円

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***


GIGA-BYTEからPCI Express対応RADEON X600XTカード登場――ただしユーザーは様子見

 6月10日に発表されたPCI Express 16X対応グラフィックスカード、GIGA-BYTE「GV-RX60X128V」が今週、アキバ各ショップに並んだ。価格は2万5000円前後で、入荷数は1〜5本と少なめ。入荷されたショップでは「ユーザーは、まだ様子見のようで……」と慎重なコメントが目立った。

photo
GIGA-BYTE「GV-RX60X128V」。「PowerDVD 5.0」など、5本のソフトをバンドルする

 「GV-RX60X128V」は、PCI Express 16x対応RADEON X600XT搭載のグラフィックスカードで、DVI-IとアナログVGA、S-Video端子を備える。コアクロックは500MHz、メモリクロックは740MHzとなっている。

「実は今一つ売れていません。ハイエンドグラフィックスカードの登場を待つ潜在ユーザーがくすぶっている状態……RADEON X800XT搭載カード待ちでしょうね」(某ショップ)と、なかなか渋いコメントがいくつか聞かれた。

 なお、上位モデルのRADEON X800XT搭載「GV-RX80T256V」は、早ければ来週にも出回るといううわさだ。ショップ側も期待を込めて“待って”いるようだ。

製品GIGA-BYTE「GV-RX60X128V
入荷ショップ
パソコンショップ・アーク 2万6400円
PC Success 2万4470円
高速電脳 2万4990円

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***


日立GSTからナゾの新HDD登場、従来モデルとの違いは?

 日立グローバルストレージテクノロジーズから40GバイトのHDD「Deskstar 7K80 HDS728040PLAT20」が発売された。入荷したパソコンショップ・アークでは6100円で販売している。在庫は少数だ。

photo
日立グローバルストレージテクノロジーズの「Deskstar 7K80 HDS728040PLAT20」。まもなく80Gバイト版も登場する予定とのこと

 Deskstar 7K80は3.5インチIDE HDDの新シリーズで、40Gバイトのほかに80Gバイトをラインアップしている。ショップは「従来のDeskstar 7K250シリーズから、1プラッタモデルが独立したようです。とはいえ性能的な変更点はほとんどなく、ナゾですね」という。

 同社データシートで40GBモデルを見比べたところ、アイドル時の消費電力が従来シリーズで5ワットなのに対し、Deskstar 7K80は4.7ワットと、若干だが省電力化されたようだ。価格は、この新シリーズが200円程度高価傾向だが、すぐに差がなくなるだろう(パソコンショップ・アーク)とのこと。

製品日立GST「Deskstar 7K80 HDS728040PLAT20
入荷ショップ
パソコンショップ・アーク 6100円


「繋いだUSB(のバージョン)はなんだろな」と一目で分かる延長ケーブル

 PCパーツショップ ワンネスで、光るUSB延長ケーブルとなる、サイズ「USBEX01」が販売されていた。在庫は潤沢で、価格は780円。

photo
サイズ「USBEX01」。オス側のコネクタにLEDが内蔵されている

 USBEX01は、1.8メートルのUSB延長ケーブルで、周辺機器と接続すると内蔵LEDが光る。もちろんただ光るだけではない。USB1.1なら赤、USB2.0なら青と、接続するUSBバージョンによって色が変化するのである。

 「Windows XPインストール後に、USB2.0ドライバを適用し忘れてもすぐ気が付きますよ」と、OS再インストール機会の多い自作ユーザーにしか享受できない、少しマニアック(?)なシチュエーションでの使用方法を薦められたのには、ちょっと困ってしまった。

製品サイズ「USBEX01
入荷ショップ
ワンネス 780円


 最後にあまりうれしくないうわさを一つ。

 一部パーツショップとパーツベンダーの情報によると、「ICH6」シリーズで不具合が確認された模様だ。ICH6は「Intel 925X」「Intel 915G/P」搭載マザーにサウスブリッジとして実装されているが、現在、マザーボードベンダーはパーツショップから製品の回収作業を行っている。また、この土曜日曜における「Intel 925X」「Intel 915G/P」搭載マザーの販売は中止される見通しだ。(→詳細

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る