デジカメ写真、ムービー、音楽。そしてライティング機能まで――“よくばり”デジタルメディア統合ソフト「EASY MEDIA CREATOR 7」を試す(2/2 ページ)
デジタルメディアファイルの取り扱いはこれ1本で済む、いわばデジタルメディア版「Office」――CD/DVDライティング、デジカメ編集、ビデオ編集の機能をまとめたデジタルメディア統合ソフトウェア、ロキシオ・ジャパン「EASY MEDIA CREATOR 7」は、どのようなメリットと活用方法が見い出せるのだろうか。
DVDの圧縮バックアップに対応
ホームメニューから[DVDをコピー]を選ぶと「EASY DVD COPY(Disc Copier)」が起動する。
単なる丸ごとディスクコピー機能だけでなく、タイトルのプレビュー別や指定タイトルのみのコピーにも対応する。
簡易モードでコピーできるのはディスクからディスクへのコピーだけだが、詳細モードに設定すると、HDD内のディスクイメージやDVDビデオのフォルダからコピーできる。ただし、もちろんコピーガード付きの市販DVDなどのコピーは行えない
パスワード付きのCD/DVDが作成できる
「Easy CD&DVD Creator」は、基本的なメディア書き込みソフトとしての機能のほか、128ビット暗号によるパスワードで保護できるセキュリティ機能を搭載する。
メディア書き込みの準備を済ませたら、鍵の付いたアイコンをクリックしてパスワードを設定するだけと、作業は手軽だ。重要なデータを記録したメディアを失っても焦らずに済むのはうれしい。
“全部入り”で価格は1万7000円――ソフトをひとまとめに揃えたいユーザーにおすすめ
EASY MEDIA CREATOR 7の特徴は、それぞれのソフトのGUIや操作性が共通化されており、迷わず使えるということにある。また、ばらばらに買うよりは安く済むのも間違いない。そのため、これからソフトを揃えようという入門者や、新しくPCを購入したユーザーなどにはぴったりと言える。
もちろん、128ビット暗号によるセキュアなメディア作成機能、人物の顔から“しわ”や“しみ”を除去する機能、損傷した写真を復活する機能、カット割りやトランジションなどを自動的に行ってくれる「CineMagic」機能など、個々のソフトには特徴的で役立つ機能が備わっているため、これらの機能に価値を見出せるユーザーは“これ1本で済む”というメリットも付加しつつ、購入することをおすすめしたい。
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