レビュー
500万画素で1万9800円――コンコルドカメラ「CONCORD Eye-Q 5062AF」(3/3 ページ)
「CONCORD Eye-Q 5062AF」は500万画素のCCDを搭載しながら1万9800円という低価格で発売されたデジカメだ。低価格デジカメというと、画素数が多くても画質が悪かったり、機能が十分でなかったりする製品が多い。価格とのバランスをチェックしてみる。
ややボケ気味だが自然な発色の画質
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Eye-Q 5062AFはコントラストが高めだが、発色は素直で柔らかめの画質だ。国産デジタルカメラに慣れていると、ややピンぼけ気味にみえる。ただ、パソコン上で100%に拡大表示しなければ気になることはそれほどないと思う。
デジタルズームは最大解像度で使う場合は実用的とは言えない。VGAなどの低解像度でデジタルズームを利用するなら画質はそれほど荒れないので、撮影解像度によって使い分けるとよいだろう。
また、逆光には弱いようだ。太陽が直接レンズに入るとフレアが発生する。構図の中に太陽が入らないようにするとともに、逆光の場合は手などで直接レンズに太陽光が当たらないようにして撮影すれば問題なく撮影できる。
こちらも夜景モードで撮影している。いくつかドット抜けがあるようで、その部分はそのまま画像に記録される。この撮影ではフォーカス合わせができず、警告が出たまま撮影したが、問題なく撮影できていた(オリジナル画像はこちら)
マクロ撮影では花の色でホワイトバランスが崩れることがあるが、Eye-Q 5062AFは気になるほどは崩れていない。前後のぼけなども悪くないのだが、もう少しシャープに写ってくれるとよかった(オリジナル画像はこちら)
明け方の撮影。カメラにとっては露出の決定が難しい状況だが、それほどずれることもなく露出補正を「−1」にすることで思った通りの露出で撮影できた。露出補正は「−2」から「+2」まで1/3段ごとに設定できる(オリジナル画像はこちら)
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