検索
ニュース

Blu-ray、CFリーダー付きCF、そして密封液冷キット――DS EXPOで見つけた物欲沸くPCパーツデータストレージEXPOレポート(2/2 ページ)

データ用Blu-rayディスクドライブ、HDD用モバイルラック、コンパクトUSBメモリ、HDDバックアップ用デュープリケートシステムなど、エンタープライズ向け展示会となる「データストレージEXPO」で将来、コンシューマー向けとして活用できそうな機器をピックアップしてみた。

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena
前のページへ |       

 「ソニー」では、23.3Gバイト記録可能なデータ用Blu-rayディスク関連機器を中心とするエンタープライズ向けストレージ製品から、2Gバイトの1インチHDD搭載の超小型USBストレージ「ポケットビットプロ」などUSBメモリ機器が展示されていた。

photo
Gバイトの1インチHDD搭載の超小型USBストレージ「ポケットビットプロ」は、3万3000円前後で今週末発売予定
photo
ソニー製データ用Blu-rayディスクドライブ
photo
TDK製データ用Blu-rayディスク
photo
日立マクセル製データ用Blu-rayディスク

 「リコー」では、書き込み不可のCD-ROM領域、書き込み可能なCD-R領域の生成を1枚のディスクで実現するHybrid Diskという技術が展示されていた。

 Hybrid Diskは、例えばCD-ROM部分にCD記録のための記録エンジンとソフト、暗号化エンジンなどを記録、CD-R部分にリードオンリーの機密文書などを暗号化して記録し、機密性を保った閲覧用ディスクの作成、あるいはCD-ROM部分にアプリケーションソフトのインストールデータを、CD-R部分にインストール済み情報を記録することで、ライセンス違反を防ぐといった使い方が提案されている。

photo
リコーでは、CD-R、CD-RW、DVD+RW、DVD+Rに続く光ディスク技術と位置づけているHybrid Disk

 そのほか興味の沸いた機器として、「報映産業」が販売元となるCD/DVDラベル専用プリンタであるMTI「Print Factory」、CD/DVDデュープリケータ+ラベル印刷プリンタが統合された「Desktop Rimage 2000i」のデモに人気が集まっていた。

photo
ややでかいのが気になるが、ディスク50枚までのオート印刷に対応するHP/MTI製CD/DVDラベル専用4800dpiのインクジェットプリンタ「Print Factory」
photo
何かコーヒーメーカーのようなたたずまいのデュープリケータ。奥にCD-Rドライブが7台も搭載されている
photo
こちらもコーヒーメーカーのようだ。4倍速DVD-Rあるいは52倍速CD-R記録対応ドライブを2台搭載、ラベル印刷用に4800dpiインクジェットプリンタを搭載する全自動ディスクデュープシステム。価格は90万円前後
前のページへ |       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る