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懐かしの名機たちに会える〜国立科学博物館で「テレビゲームとデジタル科学展」開催レポート(3/3 ページ)

外は真夏の太陽が照りつけているのに、毎日毎日仕事ばかり。ディスプレイに向かってぶつぶつ言い始めてしまった“夏ばてIT戦士たち”に朗報だ。国立科学博物館は、7月17日から「テレビゲームとデジタル科学展」を開催する。

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テレビゲームのルーツといわれる「Tennis for Two Spacewar」(1958年)。まるでオシロスコープのように見えるが、実はオシロスコープ。研究所に勤める物理学者が、近隣住民や子どもたちが集まるオープン見学会のために「楽しめる展示を」と考案したらしい。やはり、ゲームは人を楽しませるためのものなのだ
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家庭用テレビゲームのルーツといえば、こちらの「BROWN BOX」(1966年)。各地の展示会などでデモが行われたものの、許認可の問題や周囲の無理解により商品化できなかったという悲劇のゲームマシンだ。なお、展示機はレプリカ
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で、こちらが世界初の市販テレビゲーム「ODYSSEY」(オデッセイ)。1972年にマグナボックスが発売した。売価は100ドル
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日本のメーカーだって負けてはいない。こちらは1977年に正和が発売した「ビデオアタック」。これ、昔持ってたけど、説明書が英語だったので、てっきり海外製だと思っていた
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任天堂が1977年に発売した「任天堂テレビゲーム15」。その名の通り、15種類のゲームがプレイできた。ちなみに、ファミコンが登場したのは6年後の1983年だ
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家庭用ロボットの先駆け? 任天堂の「ファミリーコンピュータロボット」。このほか、ファミコンはもちろん、セガの「メガドライブ」、NECの「PCエンジン」、バンダイの「ピピン・アットマーク」など、お馴染み(?)のゲーム機も勢揃いしている
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出口付近では、インタラクティブ・エンターテイメント・システム「CINEMATRIX」を体験できる。観客は、緑と赤の色が付いた反射板(リフレクター)を持ち、ゲームに参加する。たとえば、キャラクターを上に動かしたければ緑を、下に動かしたければ赤をあげる。コンピュータが反射する色を判別し、緑の人が多ければ、キャラクターは上に動くという仕組みだ

 「テレビゲームとデジタル科学展」は、東京・上野の国立科学博物館で3カ月間にわたり開催される。開館時間は7月17日から8月末日までが「午前9時から午後6時」まで。夏休みが終わる9月1日から10月11日までは、火・水・木曜日のみ午後5時で閉館する(入場は閉館の30分前まで)。

 入館料金は、一般・大学生が1300円(前売り・団体料金は1100円)、小中学生と高校生は600円(同じく400円)。なお、公式ホームページにはビポサル印の「100円割り引きクーポン」がある。

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