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第2回 マザーボードテスト用のパーツを作ってみよう自作PCユーザーのための夏休み工作教室(3/3 ページ)

第2回目は、マザーボードテスト用のパーツを作ってみることにする。編集部でベンチマークテストを行うときにはパーツを頻繁に取り替えるため、ケースに組み込むことはほとんどない。そこで、簡単なスイッチとインジケーターがあれば便利なはずだ。このパーツ作りに挑戦してみよう。

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どこにも売ってない(と思う)インジケーターも作成

 ついでにLEDインジケーターも作ってみた。いまさらインジケーターにブルーやホワイトのLEDを使ってもつまらないので、ここはフツーのLED(1個20円)で作ってみた。

 インジケーターは丸型LEDよりも角型を買ってくると、形がスッキリしている上に、隣に並べても干渉しないのでいい感じだ。φ3(ミリ)よりも小さな円形LEDを使うのもよいが、チップLEDはさすがにハンダ付けが困難なのでやめたほうが無難だろう。通販ではラインナップが少ないが、千石電商ではけっこう色々と取り揃えている。


LEDいろいろ。真ん中の緑とオレンジの角形LEDを使うことにする

 また、秋月電子通商で面白そうなLEDが売っていたので、これも使ってみた。買ったのは「イルミネーション・フルカラーLED」(1個200円)で、順方向電圧は高めなのでマザーボードによっては使えないが、電源LEDに使うと面白そうだ。


イルミネーション・フルカラーLED。秋月電子通商で購入

 このLEDは、φ5のパッケージの中に点滅回路とRGBの三色のLEDチップが入っているという、凝った構造になっている。内部に自己点滅回路が入っていて、色が純色からグラデーション(赤→緑→青→黄→水色→紫→白→赤)で変化する。

 ただし、光源がチップ内に分散しており、そのままでは正面から見てもキレイに色が混じらないのが欠点なのだが、分散用のシリコンゴムカバーが用意されているので、これを使うとなかなかインジケーターとしていい感じに光る(カバーのみは白/青が共に30円)。


右のような、LEDを覆うシリコンゴムカバーが付属する

 電源ランプ用としてのコネクタには1×3のコネクタを使う。実は最初1×2しか買ってこなかったのだが、そうするとHDDアクセスランプにしか使えず、肝心の色がまともに出ない。ランプは両方とも作成した。このLEDは面白いので次回も使うことにしよう。


完成したLEDインジケーター

取り付けるとこんな感じ

イルミネーション・フルカラーLEDを装着してみた。色の変化を見るにはこちら

 次回はパソコンの面白グッズといえばやはりUSBでしょうということで、「USB関連製品を作る」をテーマにお届けする予定だ。


*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***

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