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Intel、802.11a/b/g対応の無線LANチップを正式発表

ノートPC用のCentrinoモバイルテクノロジのラインアップに、802.11a/b/g対応のワイヤレスモジュールが加わった。802.11iをサポート。WPA2も、登場し次第サポートする予定。

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 米Intelは8月26日、802.11a/b/g対応の無線LANチップを正式発表した。

 ノートPC用のCentrinoモバイルテクノロジのラインアップに、802.11a/b/g対応のワイヤレスモジュール「PRO/Wireless 2915ABG Network Connection」と、ワイヤレスソフト新版の「PROSet/Wireless Software version 9.0」が加わった。

 ワイヤレスソフト新版にはIntel Smart Wireless Solutionというツールが含まれる。使用可能なネットワークを検知・表示し、プロファイル管理によって家庭、オフィス、戸外で異なるワイヤレスネットワークにさらに簡単に接続できるようにしたという。

 ワイヤレスソフト新版ではほかにもインターネット接続簡易化の取り組みとして、「Cisco Compatible Extensions」の最新版を実装してCiscoインフラとの互換性・相互運用性を確保しているほか、Linksysアクセスポイントとの親和性を高めているという。IntelとLinksysは、昨年発表した合意の下、Centrino搭載ノートPCから未設定のLinksysアクセスポイントを特定し、ユーザーに簡単なセットアッププロセスを提示するソリューションを共同開発した。

 セキュリティ面では、企業ユーザー向けの無線LANセキュリティソリューションとして、802.11iをサポートした。WPA2も、登場し次第サポートする予定。

 PRO/Wireless 2915ABG Network Connectionの価格は1000個ロット時で27ドル。

 Intelは、新無線LANチップ立ち上げ記念として、オリンピック開催中のアテネに、802.11a/b/g対応のホットスポットを複数設置している。

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