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PCで録画した番組も、やはり大型TVで見たい――それを安く叶える「AVerKey Lite」を試すダウンスキャンコンバータ(2/3 ページ)

「今年の夏はPCで全部録る!」と意気込んだはいいが、使い勝手に関して、いくつかの悩みが出てきた。今回はその一つ「どうせなら大型TVで見たい」を解決すべく、手軽で安価なダウンスキャンコンバータ「AVerKey Lite」を試してみた。

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最大1600×1200ドット(85Hz)までの入力に対応

 AVerKey Liteは、コンパクトでUSB給電使用ながらダウンスキャンコンバータとしての基本スペックに劣るところは少ない。PCからの入力は最大1600×1200ドット(リフレッシュレート85Hz)まで対応し、ほとんどのユーザーが普段利用している画面解像度のままビデオ出力が可能だ。

 もちろん入力の許容範囲が広いからといって、PC用ディスプレイのように高解像度でクリアな表示ができるというわけではないのだが、TVに出力するためだけ(今回は、録画した番組を見る時だけ)に、必ずPCでディスプレイ解像度を変更しなければならないといった制限もない。とりあえず繋げば(あるいは接続しっぱなしで、TVの入力切り替えを行うだけで)映る、という手軽な使い勝手を実現している。

 AVerKey Lite本体に装備されるボタンは計5種類。各機能を絞り込む事で操作を簡略化しているといった印象だ。

 例えば、表示位置調整用ボタンとしては左方向と上方向へのボタンしかない。しかし表示は、右端と左端、上端と下端が繋がったようにスクロールするため、結果的に右方向にも下方向にも表示位置を調整できるのである。なおボタンを押し続けると、高速に表示位置が移動できたりもするので、操作にそれほど手間取ることもなかった。

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5種類ある各ボタンは、本体を片手で保持し、親指ですべて操作できるように配置されている。メニューを画面にオンスクリーン表示するような機能はないが、それぞれのボタンが単機能なので操作は簡単だ

 残るボタンには、フルスクリーン/アンダースキャン/オーバースキャンの切り換え用、3段階分の輝度調整用、3段階分のシャープネス調整用という機能が割り当てられている。

両端の大きなゆがみなどもなく、意外にも表示品質として大きな不満は感じない

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