世界最小最軽量のデジタル一眼レフ機*ist DSで写真を120%楽しむ(3/5 ページ)
コンシューマ向けのデジタル一眼レフ機、ペンタックス「*ist DS」が新発売された。デジタル一眼レフ機としては世界最小最軽量のコンパクトボディを誇り、シンプルで分りやすい操作系や、シャープで鮮やかな発色が魅力のデジカメである。*ist DSでどれほどの写真が撮れるのか、その実力を徹底検証してみよう。
豊富な交換レンズを使いこなす
*ist DSは、レンズマウントに「ペンタックスバヨネットKAFマウント」を採用し、K、KA、KAF、KAF2マウントのレンズを装着できる。撮影できる範囲(画角)は、レンズ表記の焦点距離の約1.5倍相当だ。つまり、焦点距離50ミリのレンズは、75ミリ相当の画角になる。この点は、従来モデルの「*istD」や同クラスのデジタル一眼レフ機と同等である。
これからデジタル一眼レフを始める人であれば、1本目のレンズにはキット販売もされる新しい標準ズームレンズ「DA ズーム18〜55mmF3.5〜5.6 AL」を購入するのが、手軽で便利だろう。このレンズは、35ミリ換算で広角27.5ミリから中望遠84ミリ相当の画角になり、幅広い用途に対応できる。
もっと広角の撮影がしたい場合には、広角ズームの「DA ズーム16〜45mmF4ED AL」や超広角の単焦点レンズ「DA 14mmF2.8 ED(IF)」、本格的なマクロ撮影を楽しみたい場合には、マクロレンズ「D FAマクロ50mmF2.8」などを選ぶといいだろう。
望遠レンズについては、F値の明るい大きなレンズよりも、F値が多少暗めでもサイズが比較的小さなレンズのほうが、*ist DSのコンパクトボディに取り付けた場合のバランスがいい。望遠ズームなら「FA Jズーム 75〜300mm F4.5〜5.8 AL」など、単焦点レンズなら「FA 50mmF1.4」や「FA 50mmF1.7」などが使いやすいはずだ。
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