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シンプルな機能で簡単に使える500万画素機――L-500V(3/3 ページ)

セイコーエプソンは30万画素の時代からデジタルカメラを出していたが、一時まったく出していない時期があった。2003年から再び製品をリリースし、今回の「L-500V」は同社で初めての500万画素機である。

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L-500V、作例

 セイコーエプソンのデジタルカメラというとやや派手な発色のカメラと考える人がいるかもしれないが、L-500Vの画質は落ち着きのある色合いの自然な発色だ。広角側で見上げた写真などでゆがみが目立つことと、明暗の激しい部分の境に色ズレが起こることがあるが、全体的にはよくまとまっている。

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広角で見上げたアングルで撮影するとやや歪みが気になった。これは35ミリフィルム換算で34〜102ミリとやや広角なレンズ設計がおもな原因のようだ
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マクロ撮影では広角側で最短5センチまで接写できる。マクロ撮影でもピントの合う速度はそれほど落ちず、とても使いやすかった
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発色は被写体や明るさなどの状況によって差が見られたが、全体的にはそれほど派手さはない落ち着いたものである
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シーンモードの夜景撮影は特に設定をしないとISO200相当で撮影される。そのためか、ややノイズが気になる。ISO100に設定しておけば、もう少しノイズは低減可能だ
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屋内の撮影ではやや青味が強く出ることが多かった。この写真はホワイトバランスを「曇天」にして撮影したもの。これは少し赤味が強すぎてしまった
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屋内でのマクロ撮影。シャッター速度が優先されるようで、ブレにくく撮影しやすかったが、被写界深度はやや浅めとなる
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