米Ampexは1月24日、松下電器産業、日本ビクター、ペンタックスに、同社が保有するデジタルカメラ特許をライセンス提供する契約を結んだと発表した。
契約締結前の特許使用料として、Ampexは合計550万ドルを第1四半期に受け取るほか、製品の売り上げに応じて、四半期ごとに特許料を受け取る。
Ampexは、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話向けの画像保存技術特許を保有しており、昨年5月に三洋電機を特許侵害で訴えたのを皮切りに、大手メーカーへの訴訟を相次ぎ起こした。三洋とソニー、キヤノンは既にライセンス契約を締結している。他メーカーとも交渉を進めており、今後90日中に新たな契約を締結する見込みだという。
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