レビュー
「OS起動なし再生」がAGP経由でも使える“AVキューブ”の使い勝手を試す:週末アキバPick UP!レビュー(2/4 ページ)
アキバに登場したこだわりパーツをとりあえず試す「週末アキバPick UP!レビュー」。今回は、1月15日の調査で発見したAOpen製キューブ型ベアボーンキット「XC Cube AV EA65-IIa 2.0」を使ってみた。
整備性は良好。ただしOSインストール時はパーティションを切っておく必要が
EA65-IIa 2.0は、5インチベイと3.5インチベイ、拡張スロットにAGPx8とPCIをそれぞれ1基ずつ用意する。搭載マザーはIntel 865Gチップセット搭載の「UX4SG-1394-II」で、搭載CPUソケットはmPGA478。Prescottコア/FSB800MHz Pentium 4まで使用可能となっている。電源は定格275ワットのAOpen製「FSP275-60CU」が採用され、筐体サイズは200(幅)×320ミリ(奥行き)×185ミリ(高さ)となる。
では、セットアップを進めよう。
AGPとPCIにそれぞれグラフィックスカードと付属のTVキャプチャーカードを装着し、最後にドライブ類を組み込んだベイをケースの上からはめ込むように設置していく。CPUやメモリの装着も含めて整備性はほどよく良好だ。
さて、OSインストールの際に気をつけたいのは、あらかじめ350Mバイト以上のパーティションを未フォーマットのまま残しておく必要があることだ。この領域は、EA65-IIa 2.0のインスタント機能を制御するためのソフト「InstantON」を別途インストールするために必要となる。InstantONは付属のCD-ROMからPCを起動してこの領域にインストールすることになる。
出た、PCの悪い癖(?)“相性問題”
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