Ma○ miniをちょっと意識&「MXM」対応ノートベアボーンも――AOpen、製品展示イベント開催(1/2 ページ)
GW2日め、アキバの「リナックスカフェ・ディ・プロント」でAOpenが製品展示イベントを行った。Ma○ miniをちょっと意識したという薄型キューブベアボーン、「MXM」対応ノート型ベアボーン、未発表チップセット搭載マザーなどが展示され、結構盛況となった。
ゴールデンウイークまっただ中の4月30日、アキバおなじみのカフェ兼イベントスペース「秋葉原リナックスカフェ・ディ・プロント」にて、AOpen製キューブ型/ノートベアボーンキットの新製品展示イベント「ゴールデンウィークだ!AOpen in Akiba」が開催された。
AOpenといえば、XC Cubeシリーズなどのキューブ型ベアボーンキットがよく知られているが、今回のイベントはまさにキューブ祭りと呼ぶにふさわしく、既存ベアボーンキット製品を一同に並べて展示しており、同社製品におけるラインアップの豊富さをアピールする形になった。
既存製品の中でもとくに力が入っていたのは、今月発売されたばかりのミニタワーサイズのキューブ型ベアボーン「XC Cube TZ915」で、ほかのキューブ型ケースと異なり、5インチ光学ドライブを2台搭載可能な拡張性の高さが特徴となっている。
XC Cube TZ915。搭載電源は275ワットモデルだが、同社ではPentium 4を搭載、光学ドライブ2基+HDD2基、PCI Express x16のグラフィックスカードを接続した状態でテストして、問題がなかったとしている。また、近日中に375Wの電源を用意、電源を載せかえて新モデルとして販売する予定もあるという
Ma○ miniをちょっと意識? 小型薄型キューブベアボーン近日発売
そしてもう1つユーザーの注目を集めていたのは、従来のキューブ型よりさらに薄型となるキューブ型ベアボーンキット「XC Cube MZ855」だ。
XC Cube MZ855。従来のPentium M対応モデルよりさらに薄型化された小型ベアボーン。ACアダプターで電源供給するため、電源を内蔵しない造りになっている。光学ドライブがスリムタイプだが、オプション品としてフロントベゼルがデザインと統一された光学ドライブ類も同時発売を予定している
XC Cube MZ855は、電源にACアダプター用いて、ノート用のスリムドライブなどの採用によりさらなる薄型化を実現したのが大きな特徴だ。内蔵マザーはIntel 855GMEチップセット採用製品で、FSB 533MHzタイプのPentium M搭載が可能となっている。なお搭載可能な薄型光学ドライブもオプションとして販売を検討しているという。
発売時期は5月中旬を予定、予想実売価格は4万9800円程度。薄くてコンパクトなキューブ型ということで、一見すると某A社の「mini」な小型PCをイメージできそうなデザインだが、同社説明員によるとXC Cube MZ855ではそれはとくに意識していないとのこと。ただし今現在の詳細は未定だが、「某 mini」を意識した小型ベアボーン製品も開発中という話も聞かれた。
そしてXC Cube MZ855とほぼ一緒に発売を予定しているのが、XCシリーズとデザインやサイズを共通化した外付けドライブケース「XC Cube MZ850」だも展示されていた。
こちらはXC Cube MZ855発売後の5月末発売を予定しており、予想実売価格は1万4800円前後。5インチベイを2基備えるUSB2.0外付け化ケースで、3.5インチデバイス取り付け用アダプタも付属する。横幅が同社「XC Cube MZ855」や「XC Cube TZ915」などと同サイズ、高さは「XC Cube MZ855」と同じなので、縦に積んで配置することでコーディネイトができそうだ。
それ以外にはインテルとマイクロソフトが共同で推進している「Entertainment PC」規格準拠のベアボーンキット「XC Cube REC6」も参考展示されていた。
XC Cube REC6は高級AV機器を彷彿とさせる造りで、Windows Media Center Edition 2005に対応、MCE対応リモコンやTVキャプチャーカードを内蔵するキットとなるようだ。発売は6月頃、予想実売価格はは4万9800円前後とのこと。
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