5分で分かった気になる、今月のアキバ事情：2005年5月（2/2 ページ）

ゴールデンウェークが明けたあと、新製品ラッシュに沸いた2005年5月のアキバ。つい先日に登場したPentium Dが大きくクローズアップされているが、入力デバイスやHDDケースなどの新製品も数多く見られた。

[古田雄介（アバンギャルド），ITmedia]

個性派入力デバイス、今、結構熱いかも

　5月7日に発見した1600dpiセンサーを搭載するマウス、Logitech「Optical Mouse MX-518」しかり、5月14日調査時のキー配置が自由自在の補助キーボードキット「DX1 INPUT SYSTEM」しかり、ちょっと“うぉ！”な入力デバイスは輸入モノが多い。5月はとりわけ個性的な新製品が結構見つかった。

元祖・1600dpiセンサー搭載のゲーマーマウスで、唯一国内流通のなかったRazer「RZD-1600IR Diamondback Plasma Limited Edition」が5月27日調査時にUSER'S SIDE秋葉原本店に入荷していた。価格は8379円

　もう1つ、5月21日調査で見つけたあいうえお順キーボード「TKBHR-A01」など、国内メーカーからも、独自の操作性を打ち出したアイテムが登場した。

5月13日にフェイス秋葉原本店で発見したピアノブラックのキーボード、オウルテック「OWL-KB106PI」（左）とマウス「OWL-MOUPI」（右）

暑くなると売れ出す？　“隠れた人気商品”が定位置になりそうなHDDケース

　HDDケースは、CPUやグラフィックスカードなどと比べて、新製品だからといって注目を集める機会は少ない。それでも、換装後のHDDを活用するといった需要があり、壁一面にHDDケースを並べるショップも少なくない。「ブームを牽引する絶対的なメーカーがないからなのか、さほど目立ちませんが、暑くなるこの時期にはHDDケースがよく売れますよ」（クレバリー1号店）とのこと。

　毎週登場するたびに、毎週補欠ねたと成り下がっていたのだが、この機会にまとめて紹介しておくことにしよう。

クレバリー1号店に入荷したセンチュリーの「1分BOX COM35U2」は3770円前後。HDDの着脱にねじや工具が必要なく、名前のとおり1分程度で組み込みできる簡易さが特徴だ

Serial ATA I/II接続のHDDを外付けにするノバック「3.5"HDDはい〜るKIT SATA Combo NV-SH380US」は8000円前後。USB2.0対応となっている

恵安「自作本舗」ブランドから、2500円前後の激安ケース「JHHP-3504」も登場した。ドライバ類は付属していないので、同社サイトからダウンロードする必要がある

（おまけ：いま、アキバで一人歩きしている噂とは）