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アイ・オー、データ分散保存対応のセキュリティソフト「e-割符V3Pro」
アイ・オー・データ機器は、データの分散保存に対応するセキュリティソフト「e-割符V3Pro」を発表した。パッケージ版価格は9800円。
アイ・オー・データ機器は7月13日、データの分散保存に対応するセキュリティソフト「e-割符V3Pro」を発表、7月下旬より発売する。価格はパッケージ版が9800円(税別)、ダウンロード版が2980円(税込み)。
e-割符V3Proは、同社製HDDなどに付属するセキュリティソフト「e-割符」のパッケージ版となる製品で、データを分散して保存する「秘密分散法」による暗号化に対応している。
秘密分散法で分割されたデータファイルは、個々のファイルからはオリジナルデータの内容の推測が不可能で、すべてのデータをそろえないとオリジナルデータの復元が不能となる。これにより、分割したデータを個別に保存することで、低コストにて高いセキュリティを確保することが可能としている。
また、データ複合時のパスワード設定や、元データそのものに不正コピー対策を付加する機能も搭載しており、より厳密なセキュリティ設定を行うこともできる。
同社製品に同梱されている「e割符V3」では未サポートとなっている、自己復元型の割符ファイル生成の対応、割符ファイルの一部が紛失した場合の復元機能などの拡張機能の利用もサポートされている。
対応OSはWindows 2000 Professional/XP。
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