展示製品すべてが“光モノ”? そしてその理由は──「サーマルキャンプ 2005 in 秋葉原」:週末アキバPick UP!(2/2 ページ)
派手な冷却パーツやPCケースで知られるサーマルティクが、同社初となる秋葉原での展示イベント「サーマルキャンプ 2005 in 秋葉原」を開催した。今夏登場の水冷キットに加え、今後登場予定の水冷キット用オプションパーツやと“派手”にこだわったPCケースなどに注目が集まった。
特許出願中なる“タコ足”電源ユニットも展示
サーマルティクが得意とするパワーサプライやPCケースにもおもしろそうな新モデルが展示されていた。
まずは会場中央で展示されていた、定格520ワット電源の「Porepower」シリーズ。電源ユニット本体のほかに、5インチベイやケース底面に設置するケーブル分岐ユニットを設け、ケース内の配線処理を行いやすくする仕組みが特徴。これは特許出願中とのことだ。また、メインケーブル以外は着脱式の、現在流行となっている機構も採用される。登場は2005年後半となる予定だ。
PCケースでは、AVシステムのような横置きスタイルの新モデルが2種類展示されていた。ThermalRockブランドとなる「Mystic RH-D050-2SN」は、フロントに音量を表すインジケーターを備える、まさに高級なAVアンプといった雰囲気を持つデザインが特徴。AVPCマシン/メディアセンター的PCとしてリビンクに置くといった用途に活用したいユーザーへとくに訴求したいとしている。
Mysticシリーズには、ATXとMicro-ATXのマザーボードが搭載可能。Windows XP Media Center Edition 2005対応ケースもラインアップされるようだ。こちらにはMCE2005対応リモコンが標準添付される。
サーマルティクの製品といえば、LEDやブラックライトに反応する蛍光塗料などを組み込んだ、派手なアイテムが多いことで知られるが、今回の展示品もほぼすべてにもれなく“光モノ系”装飾が施されている。
同社説明員は「日本では、光モノパーツブームが去ったといわれていますが、その多くはただ“LED入れただけ”の安易な製品が多かったから。弊社製品は、性能そのものの高さや品質のよさといった基本性能はもちろん、その発光量や色、光りかたといったところまでこだわっています。派手であるということは、それだけ思い入れ、こだわって開発したということにも直結するともいえると思います。これからもど派手な製品を投入していくので楽しみにしていてください」とそのこだわりを語る。
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