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初心者向けWindows、売上は10万本MS年次金融アナリストミーティング(2/2 ページ)

MicrosoftはWindows XP Starter Editionの販売本数を報告し、通信企業と協力してブロードバンド接続とPCを低価格で提供することも検討していると語った。

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 新しいOSの購入を考えている人にとって何が購入の動機になるかについて、Microsoftは互換性が最重要であり、これら顧客はアプリケーションとドライバに関する問題への対処を求めていることに気づいた。

 ほかに、生産性と新たなシナリオを実現する機能や、セキュリティ、品質、コスト、ブランドの有用性も重要事項として挙げられたとプール氏。

 エンタープライズに関しては、ユーザーはさらなる有効性と効率性を求めているという。「われわれは効率を高められると信じている。IT管理者はコスト削減にも目を向けている。Windows VistaはWindowsデスクトップソリューションの年間管理コストを25%も引き下げるかもしれない」と同氏は語った。

 同氏は今後について、Microsoftは9月のProfessional Developer Conference(PDC)で開発者への取り組みを続ける一方で、β2でエンドユーザーに向けて取り組み、その後2006年後半に広範なリリースを行うと述べた。

 「2006年度には、クライアント部門の売上は前年比で5〜6%伸び、引き続きOEMチャネルが成長を牽引する見通しだ。PC出荷台数は7〜8%増加するだろう」(プール氏)

 その次にMicrosoftのインフォメーションワーカー部門副社長ジェフ・レイクス氏が、2005年度に同部門の売上高は3%伸び、Officeライセンスの新規契約と契約更新が約6300万件あったと語った。

 昨年度はSun MicrosystemsのStarOfficeやOpenOfficeなどとの競争の話題が多かったが、「われわれは1週間で、OpenOfficeとStarOfficeを合わせた1年間の売上よりも多くのOfficeソリューションを売っている」とレイクス氏。

 インフォメーションワーカー部門は、2006年度はOffice 2003を発売してから3年目になるものの、さらなる成長が見られると予測している。次期版のOffice 12も進行中だという。

 「われわれの使命は、われわれのソフトを使い、評価するインフォメーションワーカーを拡大することだ。そのために事業の変革が必要になった。それはわれわれが持つプログラム、サーバ、サービス、ソリューションの数を増やすことを意味する。われわれはOffice System 2003でそれを実行し、Office 12でもそうするつもりだ」(レイクス氏)

 Office 12はこれまでで最も重要なOfficeのバージョンであり、新しいPremium Editionへのチャンスももたらすと同氏。「われわれは、Pretec Editionをどう構成できるかを研究しているところだ。皆さんはOffice 12の巨大な波と機会を今年のPDCで見ることだろう」

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