検索
レビュー

「ポチっ」と簡単バックアップ──超小型軽量モバイルHDD「HDMX-SU」を試す(3/4 ページ)

簡単に扱えるUSBメモリ、かたや、やや大きく重いが大容量のデータに対応する外付けHDD。これらのよいところ取りをしたのが1.8インチHDD内蔵のモバイルHDD製品だ。今回は、20Gバイトモデルで1万円台前半から用意されるアイ・オー「HDMX-SU」シリーズを試用してみた。

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena

バックアップ作業をより高度に便利に行ってみる

 さて、バンドルされるEasySaver LEは手軽に使えるソフトだが、バックアップされたデータは1つの特別なアーカイブファイルとなっているため、これを直接読むことはできない。個別にリストアしたりプレビューするといった日常のオールバックアップ用とするならばこれでもよいが、筆者としてはもう少し細かくバックアップ設定を行いたい。

 そこで今回は「RealSync」(吉本龍司氏作/フリーソフト)というフリーソフトを活用してみた。RealSyncにより、単一フォルダ内容の同期をといったような、より細かなバックアップ作業ができるようになる。

 たとえば会社と自宅間でデータを持ち運びする場合でも、常に最新の状態で大容量データの持ち歩きが可能になる──もっと具体的に言うとメールデータや音楽データをも──。このソフト(ないし起動オプション付きのショートカット)をファンクションボタンに割り当てておけば、本機のボタン操作だけで同期作業をしてくれるのである。

 ちなみに、そのショートカットに「-f」という起動オプションを付けておけば、RealSyncの起動と同時に同期することが可能で、さらに「-m」というオプションと併用することにより、最小化状態で起動と同時に同期作業が行われる。

photo
ショートカットにこのような起動オプションを追記すると、最小化状態で起動と同時に同期作業が開始される
photo
RealSyncはフォルダ→フォルダのコピーのほかに同期もサポートしている
photo
RealSyncをファンクションボタンに割り当てる

速度も2.5インチドライブモデルとさほど変わらず、という印象

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る