新筐体に新開発液晶ディスプレイを搭載し薄型軽量長時間駆動を実現「VAIO type T」
ソニーマーケティングは8月30日、携帯重視型2スピンドルノートPC「VAIO type T」の新製品を発表した。出荷開始は9月10日から、実売予想価格は店頭モデルで約22万円。
VAIO type Tは店頭モデルが「VGN-TX50B/B」の1モデル。ほかにオーナーメードモデルが用意されている。VGN-TX50B/BのCPUは超低電圧版Celeron M 383(動作クロック1GHz)、メモリはDDR2-400MHz/512Mバイト、HDD容量は60Gバイト。光学ドライブは2層式DVD+R対応DVDスーパーマルチドライブを搭載する。
ユーザーがパーツ構成を選択できるオーナーメードモデルではCPUに超低電圧版Pentium M 753(動作クロック1.20GHz)を用意。また、価格を抑えたいユーザーのためにHDD容量が40Gバイト、光学ドライブにDVD-ROM&CD-RWコンボドライブが選択できる。バッテリー駆動時間は超低電圧版Celeron M搭載モデルで6.5時間。超低電圧版Pentium M搭載モデルで9時間。
液晶ディスプレイは11.1インチのワイドサイズ。最大解像度は1366×768ドット。白色LEDを採用してガラスセルと導光板を薄くした新開発のディスプレイを搭載。
筐体は、従来モデルよりシンプルなデザインを採用。筐体の厚さは21〜28.5ミリと従来から4〜6.5ミリ薄くなり、目立っていたバッテリーパックのはみ出しも少なくなっている。重さは1.25キロ。
筐体パネルは、マグネシウム合金を比べて約30%の軽量化を図りながら2倍の剛性を持つ「マルチレイヤーカーボンファイバー」を採用した。筐体カラーは店頭モデルがブラック、オーダーメードモデルではホワイトとブラックがあるほかに、「プレミアムブルー」が台数限定で用意される。
筐体搭載のカードスロットは従来のTypeII対応PCカードとメモリースティックスロットに加え、SDカード/MMCスロットも搭載。また、「AVモードボタン」が設けられ、電源オフ、休止状態の状態で、インスタントモードが起動し、DVDや音楽CDの再生、メモリースティックに保存された写真の表示が行える。
型番 | VGN-TX50B/B |
CPU | ULV Celeron M 383 |
メモリ | DDR2-400MHz/512Mバイト(最大1.5Gバイト) |
HDD | 約60Gバイト |
ドライブ | 2層式DVD+R対応DVDスーパーマルチドライブ |
グラフィックス | Intel 915GMS |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g |
スロット | PCカードスロット(Type II×1)、メモリースティックスロットx1、SDカード/MMCスロット×1 |
主なインタフェース | USB2.0×2、i.LINK×1、Bluetooth |
OS | Windows XP Home Edition SP2 |
サイズ | 幅272.4×厚さ21〜28.5×奥行き195.1ミリ |
重さ | 約1.25キロ |
ディスプレイ | 11.1インチ(1366×768ドット) |
バッテリー駆動時間 | 約6.5時間 |
実売予想価格 | 約22万円 |
発売予定日 | 9月10日 |
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