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アキバショップ探索ルート:「それなら負けません」と明確な特徴を持つショップ編週末“アキバ”ツアーズ 第7回(1/2 ページ)

ITmediaアキバ取材班が普段回る「アキバショップルート」を、目的別に紹介していく「週末“アキバ”ツアーズ」。関東近県の人はもちろん、普段はアキバに行くことは難しい遠方の人も、マップ片手に、アキバを散策してみましょう。今回は「それなら負けません」と明確に特徴を打ち出しているショップを探索してみました。

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 「メディアを安く大量に買い込む」「PCゲームを買う」「こだわったマウスやキーボードを探す」「とことんネットゲーする」といった明確な目的を持ってアキバを周回するなら、それに強いショップに足を運ぶのが効率的です。

 というわけで今回は、そのような「それなら負けません」と明確な特徴を持つショップを巡ってみることにしましょう。

[1] メディアを安く買い込むなら「あきばお〜参號店」

 最近は2層DVDメディアも豊富に出回るようになり、価格も落ち着いています。たとえばアキバでは2層DVD±Rメディア1枚製品の場合は1000円強(以下、取材当時2005年8月現在の価格)、DVD±Rメディアなら200から400円から販売されています。いっぽうDVD-Rメディア50枚パックで3000円台からというものも見つかりますが、ショップ、そしてそのショップが入荷するメーカーによって単価が変わってくるので、50枚単位などで買い込む場合は、けっこう差額が付いてしまうこともあります。

 そのようなときには「あきばお〜参號店」がお勧めです。

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あきばお〜参號店

 あきばお〜といえば、ど派手な赤い中華風の装飾などが目だつ、アキバでも独特の、個性的な雰囲気を持つショップの1つです。壱號店、弐號店も含め、PCパーツや深夜の通販TV番組で見かけるような便利グッズなども扱うことで、販売される製品ジャンルがかなり広いことと、各種メディアが激安で販売されることで知られています。

 今回の参號店は、2階/3階の2フロアに渡って商品が陳列されており、各種メディアは2階で販売されています。そして3階にはPCパーツやカーステレオ製品などが並べられています。

 たとえば2層DVD+Rメディアでは、最安で524円/枚から、そして某国内メーカーの製品も849円など。評判になるだけのことはあると納得。安さの秘訣は秘密だとか。

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Ritek製DVD+R DLメディアが524円。1〜2.4倍速対応
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三菱化学製DVD+DLメディアは849円。1〜2.4倍速対応

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[2] 激安メディアやバルクCPUに自信。あの“じゃんがら”の上にある「CrossOver」

 今年3月に“じゃんがらラーメン”があるビルに移転した「CrossOver」も、激安メディアで評判のショップです。

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CrossOver

 主にメディアと中古PCパーツ、ジャンクパーツを扱っており、DVD-Rの50枚パックが2000円以下で販売(2005年8月現在)されるなど、こちらもメディア販売に力を入れているようです。

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「海外メディアの中では信頼性の高いメディア」とショップ一押しのSPARK製DVD-R50枚パックが1880円
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「ドライブによってはSPARK製よりもエラーが少ないと評判です」というMr.DATA製DVD-R50枚パック。価格は1790円

 また、バルクCPUに強いのも特徴で、8月にはAthlon XPの最上位モデルが大量入荷している。ショップによると「一世代前のマザーボードを使うユーザーによっては貴重なCPUです。とくに3200+がよく売れていますね」とのこと。

 中でも珍しいのが、FSB 333MHz対応のAthlon XP 3200+。国内ではFSB 400MHzタイプしか出回っておらず、未発表のままになっているものといいますが、同ショップはコンスタントに入荷しているようです。

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FSB 333MHzで動作するAthlon XP 3200+は1万4800円。FSB 400MHz版は1万5500円

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[3] 用途に特化したパーツ強化を狙いたいなら「PC.CHAOS」

 PCを特定の用途、たとえばゲーム、モバイルなどのためにカスタマイズするとなると、その道に長けたショップに足を運ぶとよいでしょう。品揃えが豊富なだけでなく、その点に詳しい店員氏から的確なアドバイスも得られるかもというメリットがあります。

 今年3月に中古パーツショップOVERTOP IIが、PCゲームと周辺機器を扱う「PC.CHAOS」に生まれ変わりました。中央通りにある、かつてT-ZONE.AKIBA PLACEが、現在1階に「エクセルシオールカフェ」があるビルのコーナーを曲がってしばらく進むと白地に赤文字の看板がある同店が見つかります。

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PC.CHAOS

 フロアの中央には、人気のコンバットFPS「BATTLEFIELD 2」などのゲームソフトが並べられ、周囲にPCパーツを配置しています。マウスを中心に、キーボードやゲームコントローラなどのゲーマー向け周辺機器も揃っています。

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BATTLEFIELD 2は国内版(6380円)に加えて海外版(5980円)も入荷。「メニューやマニュアルなどの関係で普通は日本語版が売れますが、海外版はDVD-ROMタイプも用意されていることから、こちらも一定の人気を保っています」とのこと
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FPSゲーマーはマウスやキーボードなどの操作デバイスにもこだわりたいところ。現在はRAZER製1600dpiマウス、キートップだけをそのゲーム専用の配列に変えられるゲーマー専用キーボード「Zboard」がお勧めとのこと

 また、オーバークロック仕様などで知られるXFX製グラフィックスカードが豊富であるのも特徴です。GeForce 7800 GTX搭載のオーバークロック版「PCX GeForce7800 GTX 256MB DDR3 Dual DVI PV-T47F-UDF7」(価格:6万7800円)など、同社ラインアップが一通り揃っていました。

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「GeForce FX 5200 64MB DDR Extreme Gamer PV-T34K-MA」のオーバークロック仕様とみられるGeForce FX 5200搭載製品。「この時期のカードでは珍しくメモリクロックが650MHzまで引き上げられているものです。VRAMが64Mバイトなので最新モデルと比べれば見劣りしますが、この価格帯としてはお値打ちではないでしょうか」という。価格は8980円

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[4] ちょっとこだわりたいデジカメユーザーに「JTTスクエア」

 ちょっとこだわりたいアマチュアデジカメユーザーにお勧めなのが、安価傾向のデジカメ用スペアバッテリーや小物撮影用のライトボックス、カメラバッグといった製品を揃える「JTTスクエア」です。

 場所は、中央通りから秋葉原駅側に1本入った秋葉原ダイビルのすぐわき。JR秋葉原駅電気街口から近く、アクセスしやすい場所にありますが、土日と祝日はお休みなので注意が必要です。

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JTT SQURE

 店頭には、同社製の外付け追加バッテリー、各種デジカメ・DVカメラに対応したサードパーティ製スペアバッテリー、ACアダプタ、小物撮影用のライトボックス、各種カメラバッグ、フォトストレージ機器などの関連製品が豊富に揃っています。定期的な売れ筋は、外付けバッテリーの「MyBattery MINI +3」とのことです。

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一番人気の外付けバッテリー「MyBattery MINI +3」は3200円。デジカメやポータブルプレーヤー、ケータイなどの外部電源として使用できる
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デジカメ用のほか、ノートPC用の外付けバッテリーも発売予定とのこと

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