ソルダム、独自冷却機構を採用するキューブベアボーン「ALTIUM ALCADIA X-4」：ベアボーンキット

ソルダムは、独自の側面吸気式冷却機構を採用する「ALTIUM ALCADIA X」シリーズ製品として、キューブベアボーン「ALTIUM ALCADIA X-4」を発表した。

[ITmedia]

　ソルダムは9月14日、独自の側面吸気式冷却機構を採用する「ALTIUM ALCADIA X」シリーズ製品として、キューブベアボーン「ALTIUM ALCADIA X-4」「同 X-4NR」を発表、同社通販サイト「ソルダムオンライン」にて先行販売を開始した。店頭販売は9月16日から。

ALTIUM ALCADIA X-4

　ALTIUM ALCADIA X-4は、同社開発の側面吸気／背面排気システム「R-I/Eシステム」を採用するキューブベアボーンで、従来の「ALTIUM ALCADIA」シリーズと同様、シャシーの二重構造化により高冷却効果と静音性との両立が図られているのが特徴。利用可能ドライブベイ数は5インチ×2、3.5インチシャドー×2。

　製品ラインアップとしては、通常モデルのALTIUM ALCADIA X-4と、側板／フロントパネル内に吸音材を搭載した静音モデルのALTIUM ALCADIA X-4NRを用意。また搭載マザーを3タイプから選択可能となっており、計6モデルをラインアップしている。

　選択可能な搭載マザーはいずれもAOpen製マザーで、LGA775対応マザー「UX915」、mPGA 478対応マザー「UX4SG-1394-II」、mPGA 479対応マザー「UX855GME」の3種。

　電源ユニットは付属の専用ブラケットの使用によりATX電源を搭載可能で、標準のAOpen製275ワット電源「FSP275-60CU(PF)」のほか、同社製電源「VariusV」シリーズ搭載モデルなども用意されている。

　本体サイズは幅242（幅）×348（奥行き）×242（高さ）ミリ、重量は6.4キロ（275ワット電源搭載モデル時）。

　主な製品ラインアップと価格は以下の通り。

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　またソルダムは、ALTIUM ALCADIAシリーズ用の専用カスタムパーツ「ノイズリダクションシステムキット」「エアインテーク増強カバーセット」「エギゾースト強化キット」の3種10製品を発表した。

ノイズリダクションシステムキット（画像はX-1用）

　ノイズリダクションシステムキットは、ケースパネル内部に装着する静音化ユニットで、特殊植毛処理を行った鋼板材を内部に装着することで、吸音面積の増加と共振防止効果が得られる。対応機種はALCADIA X-1／同 X-2／X-2JV／同 X-3／同 X-4。

エアインテーク増強カバーセット（画像はX-1用）

　エアインテーク増強カバーセットは、側面の開口面積を通常パネル比で200％とした吸気量増強型のサイドパネルで、左右のパネル計2枚のセットとなる。対応機種はALCADIA X-1／同 X-2／X-2JV／同 X-3／同 X-4。

エギゾースト強化キット　　右が増設用追加ファン。CPU冷却用のエアチャンバーとの干渉が発生するが、付属の専用エアチャンバー（写真左）との交換により解消可能となる

　エギゾースト強化キットは、排気量の増大化を可能とする追加ケースファンで、標準の排気ファンの上に追加ファンを直列で配置することにより排気量を160％まで増大させる。対応機種はALCADIA X-1／同 X-2／X-2JV／同 X-3。

　カスタムパーツのラインアップと価格は以下の通り。

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