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ウチにもちゃんと入りますよね?──待望の「i-RAM」、発売が開始されるも超希少週末アキバPick UP!:(2/4 ページ)

アキバ各ショップに入荷された、発売ほやほやの新製品をITmediaアキバ取材班が調査、注目商品をピックアップしていく「週末アキバPick UP!」。今週のキーワードは「超希少i-RAM」「X800GTO続々」「64ビット対応ソフト付き」「新品。復刻版Socket 370マザー」だ!

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SapphireとHISから計6種類のRADEON X800GTOカードが登場

 今週、ATI RADEON X800シリーズ新GPUとなる「RADEON X800GTO」搭載グラフィックスカードがアキバ各ショップに入荷された。入荷されたのはSapphire製とHISの計6モデル。価格は2万円弱から3万円前後。一部モデルを除き木曜日から販売が始まっている。

 各モデルの製品名と在庫状況は以下の通り。メモリクロック数やメモリ容量、冷却システムの違いなどで差が付けられている。

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 RADEON X800GTOは計4種類となったX800シリーズのうち、下から2番目に位置付けられるGPU。ピクセルパイプラインは最下位の「X800」と同じ12本ながら、メモリクロックは980MHzで、上位2モデル「X800XT」「X800XL」と同レベルとなっている。なお先週、玄人志向から同GPU搭載カードが2モデル登場したが、今週に入っていきなり増加したことになる。

 Sapphire製の3モデルのうち、Fireblade Editionには2スロットぶんを占有する大型ヒートシンクが採用され、ULTIMATE 256MBはファンレス仕様となっているのが特徴だ。各モデルにオーバークロックツール「TRIXX」を付属しており、メモリクロックを1GHz以上に引き上げることもできる。

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Sapphire「Atrantis RADEON X800GTO Fireblade Edition」。このモデルのみ水曜に高速電脳に入荷していた(左)、こちらはスタンダードモデルとなる「Atrantis RADEON X800GTO 256MB」(右)
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ファンレス仕様となるSapphire「RADEON X800GTO ULTIMATE 256MB」

 HISは、3モデルとも256Mバイトのビデオメモリを搭載し、独自の冷却システム「IceQ II」を採用したモデルが2種類用意される。X800GTO IceQ II Turbo 256MB PCIeはメモリクロックを標準で1GHzにオーバークロックされた形で出荷される。

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メモリクロック1GHzとし、スロット2段ぶんを占める冷却システムを備えるHIS「X800GTO IceQ II Turbo 256MB PCIe」
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同じく「IceQ II」採用の「X800GTO IceQ II 256MB PCIe」(左)、ノーマルモデルの「X800GTO 256MB PCIe」(右)

 入荷したツートップ秋葉原本店は「ハイエンド以下ミドルクラス以上の製品を求めるRADEONユーザーに好評で、いわゆるコストパフォーマンスが高い製品となりそうです。ただし、GeForce 6600GTが登場したときのような“絶対に売れる”という感じはありません。やはりATIは、CrossFireが出ないことにはインパクトに欠けます」とやや厳しいコメント。

 なお、ショップも気にしているCrossFire対応製品の行方だが、今週も具体的な入荷時期はどこも確定していない模様。「まず入荷するのはマザーボード。早ければ来週登場するかもしれません」(高速電脳)とのことだ。

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