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「いやぁ、ジミですみません」──CrossFire製品登場を横目にひっそりアキバに登場した製品週末アキバPick UP!:(2/4 ページ)

アキバ各ショップに入荷された、発売ほやほやの新製品をITmediaアキバ取材班が調査、注目商品をピックアップしていく「週末アキバPick UP!」。今週のキーワードは「うーん。ジミ」「Barracuda 7200.9」「CrossFire対応」「新古品が安い」だ!

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シーゲイトの新HDDシリーズ、さっそくアキバに登場

 今週木曜、シーゲイト製新モデルとなる3.5インチHDD「Barracuda 7200.9 ST3160812AS」(160Gバイト)がパソコンショップ・アークなどに入荷した。価格は1万920円ほどで、在庫は少数だ。

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シーゲイト「Barracuda 7200.9 ST3160812AS」

 Barracuda 7200.9は先日発表されたシーゲイト製HDDの新シリーズ(関連記事参照)。160Gバイトまでのモデルに現状最大となる160Gバイトのプラッタを採用している。なお200G〜400Gバイトまでは133Gバイトプラッタ、最大容量の500Gバイトモデルは125Gバイトプラッタとなっている。

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こちらは9月末から出回り始めていたBarracuda 7200.9シリーズ500Gバイトモデル「ST3500641AS」(最安値をチェックする)のPOP。これまでプラッタ容量不明と記載されていたが、13日以降はスペックPOPに明記されるようになった。価格は4万5000円前後

 ST3160812ASは、Serial ATA接続の160Gバイトタイプとなる。Ultra ATA/100接続モデルは、同シリーズ「ST3160812A」が発表前の8月末から登場していたが、Serial ATAモデルはでは初の製品となる。バッファは8Mバイト、回転数は7200rpm。Serial ATA II フェーズ2に対応しており、転送速度は理論値で最大3Gbpsになる。

 パソコンショップ・アークは「現在、160GバイトHDDは8000円台から揃っていますから、こちらはやや高価な印象ですね。ただし、1プラッタ構成というところに期待できるといえそうです」と話す。

 なおマックストアからも160Gバイトプラッタのモデルが近日登場するという話だが「代理店からは具体的な入荷日を教えてもらっていません。おそらくは11月中でしょう」(某ショップ)とこちらやや先のようだ。

 さて現在売れ筋のHDDはというと、ほとんどのショップが「200G〜250Gバイトのモデル」と答える。

 「ただし、300Gバイト以上からややGバイト単価が高くなるため、売れ行きががくんと下がります。1Gバイトあたりの単価が安い傾向にあるモデルは、いつの時代も売れ筋になります」(ワンネス)という。次に、約半数のショップで「80Gバイトモデル」という。理由は「動画を扱わない人にとっては80Gバイトもあれば十分でしょう。容量単価というより、必要性で選んでいるようですね」(クレバリー1号店)ということで、絶対的な価格の安さによるものなのだという。

 1年ほど前は高いコストパフォーマンスとなっていた160Gバイトモデルは、現在は某ショップいわく「谷間の容量」なのだとか。「今HDDのために、1万円用意できるユーザーは確実に200Gバイトモデルに流れています」(同ショップ)といい、売れ筋容量のモデル登場が待ち望まれている。

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