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「もっと早くできねぇのかよ」という“PC録画派”“エンコ職人”にこれ1枚──プレクスター「PX-C200P」エンコードカード(5/5 ページ)

寝ている間に動画エンコード──“PC録画派”ならこのような経験を1度はしたことがあるだろう。そしてこう思う「もっと早くできねぇのかよ」。そのようなユーザーにお勧めなのが、エンコードチップにXCode II-Lを採用するプレクスター「PX-C200P」だ。今回は、ソフトエンコとの速度・画質比較含めて、その使い勝手を試してみた。

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PC録画に+αで、より便利なエンコ環境に

 PX-C200Pの機能は非常にシンプルであり、実際PCでTV録画している“PC録画派”な人にはさまざまな使い道がありそうだ。期待通りにトランスレート時のCPU使用率も低く、非力なCPUでもまったくストレスなく高速な変換作業が行える。この点は現状ソフトウェアエンコーダがどれだけ頑張ってもまねのできない部分だ。

 もう1つのメリットとして、たとえば録画専用にPCを準備しているようなユーザーの場合はもちろん静音化も心がけているユーザーも多いだろう。静音化を望めばおのずとあまりパワフルなCPUは利用できない傾向だが、PX-C200P導入により動作音をまったく増やすことなく高速な変換環境が構築できる。もちろんTV録画PCはやはりTV録画に専念させ、PX-C200Pを普段使いのPCに組み込んでバックグランドでトランスレート作業を行わせるといった使い方でも、普段使いPCの使用感はほとんど変化しない。

 トランスレートがこれだけ高速・快適であれば、とにかく放送は最高画質で録画しておき、あとは必要に応じてトランスレートを行って効率よくHDDやDVDに保存するといった使い方も非常に手軽になるし、お古のPCをトランスレート専用PCにといった使い方もおいしいといえよう。こだわり“PC録画派”で、“エンコ職人”を自負するユーザーであれば、ぜひとも導入しておきたいところである。

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