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日本の出荷は2006年第1四半期──CEOが語るFlybookのコンセプト:WPC EXPO 2005(2/2 ページ)
A5サイズのちょっと小粋なミニノート。イタリアを中心にヨーロッパで人気を集めている「Flybook」がWPC EXPO 2005に登場。開発した台湾ダイアローグのCEOとイタリア担当「イタリア人」の副社長が来日してFlybookのコンセプトを「日本人」にアピールした。
そのほか、リー氏はノートPCに重要なコンセプトとして「自分に必要な機能をすべて備えていて、かつ、使いやすい」「どこにでも持ち運べる完璧な携帯性能」を挙げている。携帯性能のためにA5サイズ1.2キロといった小型軽量サイズを実現。そして必要な機能をすべて備えるために、主要なインタフェースを小さな筐体に組み込んだ。しかも、ユーザーの使い勝手を考慮して、すべてノーマルサイズのものが小さな筐体にぎっしりと実装されている。
Flybookが欧州で評価されている1つの理由がすべてのワイヤレスネットワークに対応していること。Wi-Fiは当然としてBluetoothや3G携帯電話モジュールも本体に内蔵する。画像に見えるスロットは3G携帯電話のSIMスロット。日本向け出荷でこの機能は省かれるそうだが、将来的には対応できるように「ディスカッションを重ねている」(ダイアローグブースのスタッフ 談)そうだ
先のも述べたように、日本では2006年第1四半期の出荷を予定している。ラインアップはULV Pentium Mを搭載した上位モデルとULV Celeron Mを搭載したエントリーモデルの2機種。価格は未定であるが、20万円あたりのラインで上位モデルと下位モデルの線引きをする可能性もある、とダイアローグジャパン設立準備室のスタッフは答えている。
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