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5分で分かった気になる、10月のアキバ事情2005年10月(2/4 ページ)

10月、まだかまだかと待ち望まれていた「CrossFire」対応製品がついに登場した。そしてオンボードDVI搭載タイプのAthlon 64/64 X2マザー、そして“嗜好性”CPUクーラーのヒットなども今月の特徴の1つであった。

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割安でAthlon 64マシンが組める──DVI/アナログRGB搭載マザーが人気を集める

 PCパーツショップに行ったさい、ことあるごとに売れ筋のCPUを尋ねるのがくせになっているが、今年に入ってからは少なくともアキバではAMDとインテルが五分五分で売れていると感じている。

 とくにヘビーユーザーの来客が多いショップほど、Socket 939タイプのAthlon 64を挙げる声が多い。「よく調べて買うお客さんはAthlon 64や64 X2を選ぶ傾向がありますね」(高速電脳)とのこと。

 AMD系CPUが売れるのに伴って、マザーボードもSocket 939系の人気も高まっている。なかでも10月に入って飛ぶように売れたというのがDVIを標準で搭載するタイプ、たとえばMSI「RS482M4-ILD」だ。micro ATXのため拡張性がやや制限されるが、売り切れてしまうショップがかなり多く出た。

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MSI製のRADEON XPRESS 200搭載micro ATXマザー「RS482M4-ILD」。10月第2週に入荷され、飛ぶように売れたという。価格は1万2000円から1万3000円

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こちらは27日に販売が始まったASUS「A8N-VM CSM」。これも早々に人気となり売り切れが続出、現在も再入荷待ちのショップが多い。価格は1万1000円から1万3000円

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 Socket 939系マザーで、DVIをオンボード搭載するのはMSI「RS482M4-ILD」が初めて。また、ASUS「A8N-VM CSM」はチップセットに「GeForce 6150」を採用したことでも注目を集めている。どちらもアナログRGBコネクタを併設しており、アナログ/デジタルでデュアルディスプレイ環境が構築できる。

 上記を共に入荷したクレバリー1号店は「Athlon 64でマシンを構築するなら、高い3D描画性能にさしてこだわらないユーザーでもグラフィックスカードをきちんと揃えなければならない現状がありました。非ゲーマーのAMDファンにとって、DVIオンボード搭載は待ちに待った機能ということでしょうか。もちろんグラフィックスカード代が浮くので、ライバル製品に比べて多少高くても購入するユーザーが多い傾向ですね」と話す。

季節が秋に変わり、売れるCPUクーラーも“嗜好性重視”にシフト

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