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きょうは「インテル謹製ベンチ」を「Athlon 64」で使ってみた(1/4 ページ)

「速度ではなく満足度で評価すべき」と既存のベンチマークを否定するインテルが送り出した「Gaming Capability Assessment Tool」β版を「よせばいいのに」AMD製CPUで使ってみた。

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 インテルが「新世代の評価ツール」として開発したベンチマークがまもなく、このサイトで公開される予定になっている。すでにこの記事で紹介しているように、インテルでは、ゲーム向けプラットフォームとしてシステムを評価する「Gaming Capability Assessment Tool」とマルチスレッド対応のゲームベンチ「アイス・ストーム・ファイターズ」、そしてデジタルホーム向けプラットフォームとしてシステムを評価するツール、以上3種類のベンチマークの開発を進めている。

 この原稿を書いている11月初旬現在、当該Webページには「なぜ、インテルは新しいベンチマークを提案するのか?」といった主張を述べたドキュメントが掲載されているのみで、評価ツールのダウンロードは「Coming Soon」であるが、ゲームプラットフォーム向けベンチマークテスト「Gaming Capability Assessment Tool」(GCAT)のBeta Release 1がレビューアー向けに配布されている。「従来のゲームベンチマークでは正しい評価ができない」と意気込むインテルが開発したGCATは、どのような値を示すのだろうか。β1ではあるが、ちょっと試してみたい。

 今回評価で使用したPCのパーツ構成は、以下のようになっている。グラフィックスカードの構成でGCATの示す値がどのように変化するのかを見るため、CPUは固定にし、グラフィックスカードをハイエンドからミドルレンジの各レンジで変更している。ちなみに、CPUがAMDのAthlon 64 FX-57となっている理由は、たまたま手持ちのCPUがこれだった、ということに過ぎず、なにも「他意はない」のであしからず。同様に、GPUがNVIDIAのみとなっているのだが、こちらも「とくに理由はない」

ベンチマークシステム環境
CPUAthlon 64 FX-57
マザーボードASUS A8N-SLI
メモリPC3200/512MB×2ch
HDDST3160023AS
OSWindows XP Professional +SP2
GPUGeForce 7800 GTX(NVIDIA SLI)
GeForce 7800 GTX(シングル)
GeForce 7800 GT(シングル)
GeForce 6800 GT(シングル)
GeForce 6600 GT(シングル)
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